ブラジル大統領もCOVID-19陽性者?

世界の多くのメディアが、鬼の首を取ったように報じるニュースがあります。ブラジルジャイール・ボルソナーロ大統領がポリメラーゼ連鎖反応(PCR)検査の結果、新型コロナウイルス(COVID-19)の陽性反応が出たことを報じるものです。

朝日新聞にある記事を参考にしますと、ボルソナーロ氏は、38℃の発熱があり、体の痛みなどの症状があったため、検査を受けたそうです。

ボルソナーロ氏はこれまで、世界中が騒いでいるCOVID-19は「ちょっとした風邪」の姿勢を示し、騒ぎすぎる国内の国民に向け、冷静に対応するよう求めてきました。

騒動を大きくしたい勢力や、これらの勢力によってCOVID-19を極めて恐ろしい感染病と考えるに至った多くの人々は、ボルソナーロ氏の対応をこれまで批判的に見ていました。

そんな同氏が軽視していたCOVID-19のための検査で陽性の結果が出たことで、「それ見たことか」といった反応をしています。より強い不満を持つ人は、「症状が悪化して苦しめばいい」と内心思っていたりするかもしれません。

当のボルソナーロ氏は、結果が出たあと記者の質問に答え、「陽性だった。体調はよい」と話したそうです。

大統領は記者らから2メートルほど後ろに下がって距離を保ったのち、マスクを外して、「重症ではない。安心してほしい」とも話しています。

また、ブラジル国内で163万人弱の感染者とされた人が出たことや、同国内のCOVID-19によるとされている死者が6万5000人強に達していることを訊かれると、次のようにご自分の考えを述べました。

(感染者や死亡者はCOVID-19とされた)ウイルスのせいではなく、別のことが原因だ。怖がりすぎることはない。

さすがですね。感心します。どこかの国の首相と違い、自分の頭の中には何の考えも持たず、プロンプターに表示される誰かが書いた文章を音読するような無様なことはせず、全部自分で考えたことを、表のマスメディアがどのように報じて邪魔しようとしても、堂々と述べています。しかも、述べていることは真実に近いことばかりです。

COVID-19という実は存在しないかもしれないウイルスを怖いものにしておきたい表のメディア(※ 米国ではCNNニューズウィーク〔← だったかな?〕などが反トランプメディアの代表だそうですね)や、その嘘の報道に洗脳されている人は、ボルソナーロ大統領が強がりをいっているように思えるかもしれません。

しかし、その考え方そのものが真実からは遠く、遠く、遠いです。

本コーナーでたびたび紹介していますが、私はここ1カ月、あるいはそれ以上、ネットの動画共有サイトYouTubeで専門家の立場からCOVID-19についてのお考えを述べた動画を毎日見て、本サイトでも紹介しています。

その動画にご自身が出演されて語っていらっしゃるのは、疫学生物学がご専門で、徳島大学名誉教授の大橋眞氏です。

私は大橋氏が作成された多くの動画で、専門的な話を伺っています。それらを自分なりに一つひとつ消化することで、ボルソナーロ大統領が述べているように、COVID-19を無暗に怖がる必要のないことを確信できるようになりました。

これから書くことは、本コーナーで何度か書いていますが、多くの人が”信仰”するPCR検査によって感染を判断することが、そもそも問題であるそうです。

もしもこの検査を導入しなかったなら、今のような大騒動には発展していなかったでしょう。

検査が行われない場合を想像してみてください。

検査で陽性になった人で、重症の肺炎を起こす人のほとんどは高齢者で、ほかにガンのために抗がん剤治療を受けているなどして、体力が落ちている人だけです。

40歳代までの人は感染しても、ほとんどが無症状です。

全人類の0.00数パーセントの人にしか害がないのであれば、騒ぐ必要がなくなります。

そこへ導入されたのが、大橋氏がおっしゃるところの問題が多いPCR検査です。

この検査についてよく知らない人は、感染した人を検査することで、COVID-19のウイルスが体内にあることがわかると誤った考えを持っていたりするかもしれません。

PCR検査というのは、遺伝子の配列を100万倍に拡大し、COVID-19の遺伝子配列に近いことがわかれば、陽性と判断しているのだそうです。

その素になる遺伝子配列の論文は中国の研究チームが、科学分野で世界的な権威を持つ雑誌『ネイチャー』に提出し、それが認められて掲載されたことでお墨付きを得ました。

しかし、そのいわゆる”中国論文”を大橋氏は大いに疑っています。

論文を作成した中国チームは、肺炎を起こした患者の肺から溶液を抽出し、遺伝子配列を導き出したそうです。

肺炎を起こす患者から溶液を取り出したといっても、その溶液の中は、ウイルスや細菌が混在した状態であるだろうということです。

要するに、COVID-19とされたウイルスだけをその中から分離(単離?)できていないというわけです。

大橋氏のお話によれば、抽出した溶液から、目的の、今回の場合はCOVID-19とされるウイルスだけを単体の形で取り出し、しかもそれを培養し、それが細胞の中に侵入して感染拡大が起こるか、実験によって実証する必要があるそうです。

私は専門的なことがわからず書いていますの、より正確な話は、大橋氏の動画でご確認ください。

大橋氏の知る限り、これまで、このような実験を行った例はないそうです。

ですから、PCR検査で陽性だからといって、それがCOVID-19の陽性である証明にはまったくならないということです。

人間の体の中には、無限ともいえるウイルスや細菌がいて、それがいてくれることで、人間は日々を健康で過ごせるとの話です。

人間も生物ですから、できるだけ自然の状態に置かれるべきです。それなのに、COVID-19という恐ろしいウイルスが蔓延しているから、感染を防ぐためにマスクをしろといわれ、人と人が関わることをできるだけ避けることが求められる状況となりました。

また、必要以上に消毒を励行されています。

これらは自然の摂理に反したことで、人類が生存し続けるための免疫機能を損なうだけだ、と大橋氏は危惧されています。

ついでながら、今では花粉症に苦しめられる人が増えましたが、かつてはそうした人はあまりいませんでした。この原因も、過剰に清潔さを求めたから、と聞きます。

人間がウイルスに感染する場合、皮膚から直接ウイルスが侵入することはほぼないそうです。多くは、粘膜を突破する形での侵入だそうです。

人間の粘膜には、常在ウイルスが付着しており、それらが機能してバリアの役目を果たしてくれることで、免疫が働くのだそうです。

COVID-19とされているウイルスに感染したのが原因で高齢者が命を落としたことにされていますが、COVID-19によるものだと確認できた人はいないでしょうし、すべては別の原因による死です。

ブラジルのボルソナーロ大統領が記者会見で述べたように、COVID-19が死因とされているほとんどすべての人が「別のことが原因」で亡くなっている現実に気がつきましょう。

COVID-19で死んだと騒いでいるのは、大きな力に忖度する表のメディアだけです。彼らは根拠もなく騒ぐ信用ならない連中です。

人間は高齢になったり、別の病気によって、粘膜の防御機能が低下するそうです。

若くて健康な人でも、ストレスが強ければ粘膜の防御機能が低下するかもしれない、と素人の私は想像します。

緊張すると口の中が乾くのを多くの人は経験上知っています。口の中が乾いたと感じるとき、唾液の分泌が減ります。粘膜の表面を滑らかに覆う唾液は、外敵の侵入を防ぐバリアで、それが減少することはすなわち免疫の”弱体化”につながるのでは? と考えてみました。素人の私の思いつきですから、参考にならないでしょう。

”中国論文”に続き、ドイツの研究チームが別の論文を英国の医学雑誌に提出すると、なぜかそれもすぐに認められ、お墨付きを得ました。

その論文の要旨は、「COVID-19に感染している無症状の人が、別の人を感染させる」です。これも仮説に過ぎないものでありながら、それがたちまち事実のようにされ、それが根拠となって、マスクの着用や三密を避けた生活が強いられました。

マスメディアは、上からの命令でもあるのか、同じように「新しい生活様式」などと伝え、その考えの浸透に協力しています。

このように書いてきても、懐疑的な人は、集団感染が発症しているのは事実なのだから、COVID-19が存在しないとか、感染が確認できないというのは信じられない、と反論するでしょう。

そんな人には、今の騒動の原点にPCR検査が持つ問題を考えて欲しいです。

すでに書きましたように、基になった”中国論文”で示された遺伝子配列は、肺炎の患者から抽出した溶液から取り出したものです。

その配列を持つウイルスがどんなものであるかも確かめられていないのです。そうであれば、PCR検査で陽性になったウイルスが、COVID-19のウイルスであることにはならない理屈です。

それだからこそ、その辺りを理解されているのであろうブラジルのボルソナーロ大統領は、無意味に人々が恐れているウイルスに感染したとは毛頭考えず、国民に向かって「怖がるな」といい切ることができるのです。

前回と前々回、本コーナーでは、朝日新聞の記者が中国の武漢で取材した記事を取り上げました。

武漢がCOVID-19の発生源と誰かがいい出したことで、姿のない最初の感染者を記者が追う内容です。

武漢華南海鮮卸売市場でエビ売りをしてた50代の女性が初の感染者にされましたが、その感染症自体が存在しないのですから、女性がいくら疑われても、感染のしようがないではありませんか。

女性が昨年の12月に体調を崩したのは、年末のかき入れ時もあって、体が疲れ、免疫が低下したためでしょう。女性の身体にも元から無数の常在性ウイルスが共存する状態にあり、免疫が下がったことで、細胞がそのウイルスの侵入を許し、それを繰り返すことで増殖し、治療を受ける状態になっただけのことです。

ボルソナーロ氏の場合も、あてにならないPCR検査で陽性を示したのは、氏が激務やストレスから免疫が低下していたところで検査を受け、体内に元からあった何らかの常在性ウイルスが反応したに過ぎません。

日本国内でPCR検査を受けた人の中に陽性の結果が出ても、それが他者から感染したことの裏付けはまったくありません。

私はわかりませんけれど、生まれてくる赤ん坊が、母親の母胎で母親から常在性ウイルスを受け継ぐことだっである(?)でしょう。また、日々生活する中で、そこいらじゅうに無限にあるウイルスを体内に取り込むようなことも当たり前のように起こっているはずです。

それだから、PCR検査でたまたま検出されたウイルスが、いつ体の中に入ったかなどは、確かめることが土台不可能です。

それなのに、表のマスメディアは未だに、「経路不明の感染」などと伝えています。そんな記事を書いた記者から一つの常在性ウイルスを取り出し、それにいつ感染した尋ねても、「いついつ誰から感染したウイルスです」と答えられるわけがありません。

ニュースなどで報じられた集団感染にしても、集団にPCR検査を実施した結果、各人が別々に持っていた常在性ウイルスの存在がたまたま明らかになっただけで、検査をしなかったなら、何の問題も感じずに日常生活をしていたでしょう。

こんなことを考えれば考えるほど、今の騒動が馬鹿なかしくなります。

その挙句に、COVID-19のためのワクチンを早急に作ろうという動きが活発です。一体、それが何のために必要で、それを摂取した人にはどんな未来が待っているのですか? ということです。

人々に正しい情報を提供し、必要がないのであれば、多くの人が持つ不安を解消するような報道を表のメディアはすべきです。ところが今は、そのメディアは逆に、人々の不安を煽ることに専念しています。

ブラジルのボルソナーロ大統領が、そうしたことを考えるきっかけを与えてくれたのですから、この絶好の機会を最大限に活用し、冷静に今の騒動を見ることができるよう、正しい科学の知識を基に、煽らない報道を心掛けてください。

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