フェイクスターに気をつけよう

このところは松本清張の作品ばかり読んでいます。昨日読み終えたのは『人間水域』という長編です。

この作品がいつ頃書かれたのか、データが見つかりませんのでわかりません。過去に一度TBSでドラマ化したことがわかりました。それが放送されたのは1964年6月21日から10月23日とありますから、連続ものだったようです。

ドラマの原作が書かれたのは、その前年以上前であったことだけはわかります。

今回も、Amazonの電子書籍版を、Kindle Unlimitedを介して追加料金なしで読みました。

本作は、はじめから終わりまで、中老年の男たちと、20代の女性ふたりを巡る、愛と欲にまみれたやり取りに終始しています。事件らしい事件は起きません。唯一起きるのが傷害事件ですが、これも表沙汰にされず、実行した人間が刑に処されずに終わります。

主な登場人物は次の5人です。

  • 長村平太郎
  • 久井ふみ子
  • 滝村可寿子
  • 市沢庸亮
  • 島村理一

資産が凍結されたら大変だ

本更新は、その分野に興味のない人には、読んでもらってもまったく参考にはならない内容になりそうです。

これから書くことは、暗号資産(仮想通貨)に関することです。

私は昨日、あることで肝を冷やしました。それは、私が使う仮想通貨を保管するためのコールドウォレットが、アプリと連携できなくなったからです。

私は、昨年4月、国内の仮想通貨交換所のひとつであるSBI VCトレード(SBIVC)が提供するコールドウォレットの”Cool X Wallet”(SBICXW)を使い始めました。そのタイミングで、本コーナーでも取り上げましたが、その後、本サイトの独自ドメイン化に伴う私のミスで、その更新分は失われてしまいました。

これまで、仮想通貨交換所がハッキングされ、大量の仮想通貨が盗まれる事件がいくつか起きています。被害に遭った仮想通貨は、常時ネットに接続されたホットウォレットと呼ばれる保管状態にあったことがあとになってわかっています。

ハッキング事件が起きるたびに、仮想通貨の信用は失墜し、価格が暴落しています。

障害者思いの「いいひと」

2016年7月26日未明に起きた相模原障害者施設殺傷事件の植松聖被告の罪を問う裁判が今年になって始まりましたが、ここへきて思わぬ展開を見せ始めました。

この事件では、植松被告が障害者施設の入所者19人の命を奪い、入所者と職員合わせて26人に重軽傷を負わせています。

被告の弁護を担当する弁護士2名は、事件を起こしたのが被告であることは覆せないため、被告に刑事責任がなかったことを盾に、無罪を勝ち取る戦術に出ました。

これまでにも、犯行が悪質で、犯行が被告であると断定された場合、弁護側は最後の手段のように、こうした戦術を展開することはありました。

今回の裁判では、公判の初日、被告が法廷で突然自分の指を噛むような仕草を見せる場面があったと伝えられました。

それを知り、彼は自分が正常でないことを臭わせる“芝居”を早速したのでは、といった見方もされました。

事実はそうではなく、被告の内面では、自分を弁護する弁護士との考え方の違いで、葛藤があったようです。

だめだめ2020東京五輪‟白紅”公式服

2020東京五輪の開幕までちょうど半年になったことを、昨日の午後6時台に放送された関東ローカルニュース「首都圏ネットワーク」で伝えていました。

日本という国はどうしてこうも杓子定規なことが好きなのでしょう。五輪会場となる東京のお台場に、五輪の輪の巨大なモニュメントを設置し、それに初めて点灯する記念式典を「首都圏_」で生中継していました。

開催都市の知事である小池百合子氏やJOC山下泰裕会長らが、「10、9、8、7」のカウントダウンのあと、大きなスイッチを一緒に押し、モニュメントにライトが点灯する段取りです。

こんなことにどんな意味があるのでしょうか。また、これをわざわざ生中継するのもどうかしています。

それを見せられた視聴者が、「五輪がいよいよ迫って来た!」とわくわくするとでも勘違いしているのでしょう。