ヒマワリをストロボ光で撮影

本コーナーの前回は、半年ぶりで再び興味を持ち始めた、エレクトロニックフラッシュ(ストロボ)を使う写真撮影について書きました。

本日、関東南部の当地は、まるで梅雨明けしたように、朝から青空が広がり、陽が照っています。

今の暦では本日は7月2日ですが、旧暦では5月15日です。昔のいい方では五月(さつき)になりましょう。昔は雨の季節が五月にあったのですね。「五月雨(さみだれ)」がそれを表しています。

そんな、雨の日が多い五月に、本日のように晴れていい天気の日があると、「五月晴れ」といったりしたのでしょう。

今の人は新暦の5月、大型連休の頃の晴天を五月晴れといったりしますが、本来の五月晴れというのは、陰暦の五月の梅雨の晴れ間のことをいったのです。

ついでまでに、暦を見ると、本日は「半夏生(はんげしょう)」でもありますね。こちらの意味を私はよく知りません。字面は「夏が半分生まれる」ですから、少しずつ本格的な夏になる頃、といった程度の意味を持つ(?)のでしょうか。

ともあれ、関東南部の当地は梅雨の晴れ間である五月晴れとなり、庭で咲いているヒマワリを、五月晴れの空を背景にして撮影してみました。

ストロボテスト・ヒマワリの花(2023.7.2)

順光に近い状況ですから、わざわざストロボを使う必要もないのですが、見上げるように撮ったため、ストロボ光を敢えて使って撮影しています。

撮影データは次のとおりです。

ISO感度とシャッター速度の組み合わせは、前回も書いていますが、写真家でカメラマンをされているの渡部さとる氏(1961~)の「感度分の〇〇」をそのまま応用し、「感度分の16」で撮影しています。

この設定で撮影すれば、朝の空が、朝の空らしく写ります。問題は手前のヒマワリです。すでに書いたように、順光ですから、そのまま撮ってもそれらしく写ります。しかし、そこを敢えて、ストロボを発光して撮影しました。

カメラのメカニカルシャッターは、物理的には1/250秒止まりです。それ以上速い速度は、シャッター幕のスリットを使って実現しています。

実際に試してみればわかりますが、1/250秒より速い速度でストロボを発光させると、画像が切れて、画面の部分が黒く覆われる現象が起こります。

本日の豆訂正
シャッター速度を1/250秒まで使えると書きましたが、私のカメラ(ソニーα7II)は、1/250秒で撮ると、上部が若干黒く写る部分があります。ということで、私のカメラは1/200秒が上限となります。

今回は1/200秒ですから、その現象が起こることはありません。

例によって、フィルムの一眼レフ時代から使っているナショナル製(パナソニック ライティングデバイス株式会社)の”PE-320S”という外部ストロボを使っています。

ナショナル製ストロボ PE-320S

発光モードはオートではなく、マニュアルで使います。

このストロボは、FULL発光から1/16発光まで、5段階が選べます。被写体の大きさが変わってもいいのであれば、FULL発光のまま、被写体との距離でストロボ光の強弱は調整できます。

しかし、通常は被写体の大きさを変えずに撮影するため、被写体までの距離は変えず、あとは、発光量を調節します。

私はストロボをカメラに取り付けて使っていますが、ストロボをカメラから離して使えば、表現の幅と自由度は広がります。その分、道具と手数は多くなりますけれど。

これは、カメラマイクの使い方と共通しますね。

どの程度の強さでいいのかわからなかったので、FULLから一段ずつ下げ、1/16まで五枚撮影しました。結果的には最も発光量が小さい1/16が、この場合は最適でした。

なお、ストロボは、発光部分を斜め上に向けるなどのバウンスはさせず、光を直接当てています。もっとも、屋外で撮影しているわけですから、光を反射させようにも、「青天井」ですから、させる手立てがありません。

反射板を使えばできなくもありませんが、それを使ってまでバウンスさせる意味がないように思います。

このような撮影をいろいろな場面で試し、ストロボ光の調節を自分の感覚でできるようになりたいと考えています。

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