2011/11/13 GF2で不忍池の鳥たちの動画

本日も、本コーナーは思いつきの独り語り「気まぐれトーク」の形式にて更新しています。なお、トークは前日の夜に行っています。

インディの鞭の気まぐれトーク〔2011.11.12〕

トークを要約した書き起こし

今日(12日)の日中、私はあることをして時間を過ごした。その“あること”というのは、トークをした翌日、つまり本コーナーの更新をしている今日(13日)に更新予定のコーナーのための素材作り。

それは前回のトークにつながる話。そのトークでは、おととい(10日)、東京の上野にある不忍池へ行き、そこで写真や動画を撮影してきた話をした。

その日、私は別の用事で東京・秋葉原へ行き、空いた時間を利用して上野へ足を伸ばした。11月も中旬となり、ようやく関東の平野部も紅葉の季節を迎え、上野のあたりも木々が秋色に染まってきた。

そのとき持参したカメラは、1カ月ほど前に手に入れたばかりのミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC-GF2」

このカメラはとてもコンパクトにできていて、カメラに詳しくない人に見せたら、コンデジ(コンパクト・デジタル・カメラ)と見分けがつかないかもしれないと思えるほど。

それでいて、レンズの交換ができるが、焦点距離が【14ミリ】(35ミリのカメラに換算すると【28ミリ】相当)の単焦点広角レンズをつけていったが、このレンズはパンケーキレンズと呼ばれるような非常にコンパクトなレンズ。この組み合わせの場合、重さは約【365グラム】だから軽くてどこへでもススイのスイと連れ出す気になる。

今はコンデジも動画の撮影機能を搭載するものがほとんどだが、私が今回手に入れたGF2にも当然のごとくその機能が搭載されている。ただ、写真が好きで、写真を撮るためにその種のカメラを手に入れた人は、動画をほとんど撮らないといった話も聞く。

そうであれば、私は少数派になるだろうか。私は昔はむしろ動く映像の方に興味が強く、それが今は写真も動画も楽しむようになった。それだから、動画の撮影機能が搭載されていれば魅力は倍加し、実際、10日の撮影でも、両方の撮影を楽しんだ。

本来はスチル・カメラに搭載された動画の撮影機能を使うと、撮像素子のサイズが、民生用のビデオ・カメラに搭載されているものに比べれば段違いに大きいため(ガバサク談義>撮像素子の大きさ比較)、プロが使うカメラで撮影したような鮮明な映像が手軽に得られる。このコストパフォーマンスの高さには驚かされるばかり。

このように、手軽に綺麗な動画を撮影できる環境が整ってきたわけだが、問題は中身。私たちが普段、テレビや映画で目にする動画は、その道のプロが何人ものスタッフで制作したもので、企画から始まり、様々な工程を経て私たちへ届けられる。

その点、個人はそのすべてを通常はひとりでこなすことになり、中身を比較されたらひとたまりもない。それでも、昔からその種の動画を作ることを楽しんできた私は、独りよがりの楽しみを続けている。

不忍池は都会で暮らす鳥たちのオアシスになっているのか、いろいろな種類の野鳥たちが集まってくる。その鳥たちの様子を、私は気まぐれに撮影してきた。別にあとでまとめるつもりもなく撮影したので、それをかき集めたところで、何かしらの意味づけをすることは難しい。それでも、今日(12日)の昼間、私は10日に池の周辺で撮影した動画の編集作業をして過ごした。

すでに述べたように、私は【14ミリ】という焦点距離で、35ミリのカメラに換算すれば【28ミリ】の単焦点レンズ1本で撮影してきた。これは広角レンズになり、遠くの被写体を引き寄せて撮影することはできない。

しかし、GF2には「EXテレコン」という機能が搭載されている。これは撮影した画像をトリミングする感覚で撮影できる機能で、スチルの場合は【2倍】と【4倍】で撮影できる。ということは、【28ミリの】2倍の【56ミリ】、4倍の【112ミリ】のレンズをつけて撮影したのと同じ範囲も撮影できることになる。ただ、あくまでも元の撮影範囲からトリミングしたことになり、その分画質は粗くなるものと思われる。

同じような機能が、動画の場合は約【3.1倍】に固定されている。つまり、私がつけていった【14ミリ】であれば約【43ミリ】で、35ミリカメラに換算すれば約【86ミリ】のやや望遠で撮影したような絵が撮れることになる(「パナソニック>GF2>EXテレコン」)。

もっとも、同じ効果は編集の段階でも行え、今回の動画でもその効果を利用しているカットがある。また、スチル写真も動画に加え、足りないカットを補っている。

素人が動画の編集をする場合おろそかになりやすいのは音に対する注意ではないだろうか。私もド素人なのでエラそうなことはいえないが、音がブツブツと切れてしまっては台無しになるので、少しは注意して編集した、つもり。

ともあれ、出来不出来は別にして、これからもこのカメラをいろいろなところへ持ち出し、スチルと共に動画も撮影し、それをまとめて紹介しようと考えている。せっかく綺麗な映像が残せるのだから、それを使わない手はない、と。

ということで、今日(12日)編集したばかりの動画の紹介をします。もしよかったら見てやってください。

紅葉と鳥たちの競演 2011年秋 東京上野・不忍池

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