2011/10/26 小林桂樹の動画「YouTube版」に

今回も、トークはナシで、いきなり文章での更新です。

内容は、3日連続して同じようなものになってしまいます。ということで、今回も、本サイト内で私が作った動画を中心に紹介しています「私の動画アーカイブス」コーナーで紹介してきました動画のひとつを、ネットの動画投稿サイトYouTubeを通じて紹介する形に変更した告知です。

今回変更しました動画は、2007年11月18日に、東京・東池袋にあります「新文芸坐」で行われた俳優・小林桂樹さんのトークショーの一部始終を収録したものです。

本日の豆宣言
本動画はYouTubeで動画を紹介していました。しかしこの度、YouTubeの利用は停止しました。YouTubeを運営するGoogleの企業理念に疑問を感じるからです。新コロ騒動を起こした側とGoogleは歩調を合わせ、騒動に少しでも疑問を持つ動画を上がるユーザーの動画をことごとく削除しています。それととは別に、広告がつかない動画にも、嫌がらせのように動画を無理やりつけることを始めました。これ以上、Googleとは付き合いきれません。Googleの姿勢に変化がない限り、YouTubeの利用の再開はしません。

今回、YouTube版に変更するということで、確認の意味もあって久しぶりに見ました。見ていて改めて感じたのは、小林桂樹という役者さんの真面目さです。こうしたトークショーの場合、台本があるわけではありません。そのときに自分で思いついたことを、そのまま口に出されているのだと思います。ということは、演技をしない役者の素の部分がそのまま出てしまうことになるのでしょう。

トークのあと、質問に答える中で、週刊誌にかつて「ラヴシーン日本一下手な俳優」と載ったことがあると話されています。その代わりといいますか、「食べながらの演技は日本一うまい俳優」ではなかろうかとお話されています。

昔、一緒に仕事をされた岡本喜八監督、そして、このトークショーがあった日に上映された『裸の大将』(1958)で小林さんが演じた山下清とは歳が1歳違いではなかったと述べています。気になって調べてみましたら、桂樹さんが1923年で、山下清が1922年、岡本喜八が1924年。なるほど。申し合わせたように、桂樹さんとおふたりは1歳違いです。

当時を思い出しながら、「同じ時代に生きて一緒に仕事をさせてもらったが、みなさん亡くなられてしまった」と話されたあと、しばし沈黙する場面も動画に残っています。その小林さんも、昨年9月にこの世を去られました。生涯に出演した作品は【253本】だそうです。

このように、3日続けて同じような意味合いでの更新になりました。まだ更新をしたい動画がありますが、どうするか、考えているところです。

小林桂樹トークショー