2009/12/14 長谷川和彦週のおさらい

本日も、思いつきの独り語り「気まぐれトーク」の形式にて本コーナーの更新をしています。なお、トークは前日の夜に行っています。

インディの鞭の気まぐれトーク-2009.12.13

トークを要約した書き起こし

今回も夜の時間にトークをスタート。直前までトークをするつもりはなかったが、ふと気が向いて話し始めている。トークを開始した時刻はいつもより30分ほど遅い午後8時過ぎ。

今夜のところはトークをしないで、眠る前に昔にビデオ・デッキで録画したNHK教育の油絵入門講座のようなビデオでも見ながらそれを睡眠薬代わりのようにして眠るつもりだったというような話から、自分のコレクション癖の話へと移っていく。

今現在自分が保有する録画済みビデオテープの話。何本あるか自分でも把握できていない。昔は今の倍近くの本数があったが、保存状態が悪いためにカビが生えてしまい、途中で半分ほど処分したとどうでもいい話をする私。

ある時期にカビの生えたビデオテープを処分したといった話をしている途中で、なぜ自分のコレクション癖の話をしているのか、そのきっかけを話している自分自身が忘れてしまった。結局思い出せないまま次の話に移る。

夜の時間のトーク。いつもは午後7時半前ぐらいから始めるところ、今夜は8時を回ったところ。前夜はさらに遅い午後9時過ぎにトークを始めたということで、先週の木・金・土の出来事をおさらいする話。

10日木曜日は、NHK-FMのリクエスト番組「サンセットパーク」が「今年の1本・邦画編」でリクエスト曲を募っていたため、私は長谷川和彦監督の『太陽を盗んだ男』を選び、その中から井上堯之さん作曲の『カーチェイス』という1曲を選んでリクエストした(→ 本サイト内同リクエストカード)。

リクエスト番組で自分のリクエスト曲がかかるかどうかは、選曲をしてくれる人の判断にすべて委ねることになる。ちなみに、「サンセットパーク」で映画音楽をかける木曜のパーソナリティと選曲をされているのは山本由布子さん。

自分のリクエストがかかるかどうかまだわからないその日(10日)、私は自分がリクエストした曲『カーチェイス』に合わせ、その音楽が流れたカーチェイスの場面を手持ちのLDから抜き出して動画にし、本サイトで紹介するというようなこともしている。

動画をサイトで紹介し、「サンセットパーク」で自分のリクエスト曲がかかった10日木曜日の夜、それについてしゃべったトークを録音し、翌日の11日金曜日にそれを本コーナーで紹介している。

このように、先週の木・金と2日続けて長谷川和彦監督絡みでサイトの更新やリクエストをして時間を過ごしたが、3日目の12日土曜日の朝、長谷川監督の2作品が1日限りで上映され、しかも、長谷川監督のトークショーまで催されると知り、「これは絶対に見逃せない!」と東京・東池袋にある新文芸坐へ久しぶりに足を運び、愉しんできたという話。

トークを終わってあとで確認してみれば、これらの話はすべて一度話していることばかり。でも、ま、ここで「もう一度まとめてみた」といったところか。

私は『太陽を盗んだ男』の1回目の上映がまだ続いている時刻に同館に到着した。そのあと同館のロビーで待ち、『青春の殺人者』が始まる前に入場した(同館の規則で、上映が始まって30分以降は入場できなくなり、館内のロビーで待つようになっているため)。

その時点で館内はほぼ満席。長谷川監督のトークショーもあるということでか、大変な混雑ぶりだった。トークショーは始まる前はさらに新しい見客が入場してきて、座席に座りきれない人は、通路に腰を下ろしてトークを聴くほどだった。

長谷川監督の作品とトークショーを愉しんで家に戻ったあとに始めたために、12日の夜はいつもよりも遅い時間にトークをすることになった、というような話。

本当は別の話につなげるための話の枕として、土曜日の夜に電車の中で目撃した光景の話を始める。

22日の「冬至」を前に日没の時刻が早くなっているという話も。ついでながら、日の入りの時刻はどうやら昨日(13日)が“タイム・リミット”で今日からは日の入りが遅くなり始めたようだ。

昨日までの東京の日の入り時刻は【午後4時28分】の日が10日以上続いていたが、今日になって【4時29分】になった。なお、今日の東京の日の出は【午前6時42分】で、こちらは「冬至」以降もまだ遅くなるものと思われる。

暗くなるのが早い今の時期、午後6時を過ぎれば辺りは真っ暗。電車の素通しガラスの外が暗いことで、ガラスが鏡のようになったりする。山手線の車内でちょっと目撃した光景。

ひとりの小柄な女性がドアのところにひとりで立っていた。後ろ姿なので想像だが、10代の少女。少し長い髪は金髪、あるいは銀髪といった方がいいか。今風のファッションで着飾った少女で、私はファンションに関しては疎いためにあれを何ファッションというのか知らないが、もしかしたらゴスロリ(ゴシック・アンド・ロリータ)」というヤツか(´・ω・`)? スカートもタイツもブーツも黒っぽい色で決めていた。

途中でもしゃべっているように、次の話の枕として電車の中で見かけた少女の話をしている。次に用意していた話は、電車の中で読んでいた本に書かれていた話。地獄のような現代の世の中を天国のような気分で生きるにはどうすればいいか、というようなことが書かれていた。

これを車内で見かけた少女の後ろ姿に重ねて書いておく。少女の親は、自分の娘の格好を見て、時には注意したりするかもしれない。でも、彼女なりに精一杯生きているように思われて、私にはいじらしく感じられた。その本に書かれていたことについては、近いうちに取り上げようと思う。

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