2009/12/15 長谷川和彦監督のトークショー動画

映画監督の長谷川和彦スペシャル・ウィークは、今週へもズレ込んでいるようです。長谷川和彦監督、恐るべし(´・ω・`)?

一連の更新は、おそらく本日分で一応一段落すると思いますが、本日は、昨日編集したばかりの動画を紹介しています。これは、12日土曜日に東京・池袋にある映画館 新文芸坐であった長谷川和彦監督のトークショーの一部を紹介するものです。下は、新文芸坐周辺の地図です。マルハン池袋ビル内に同館はあります。

このことは繰り返しになりますが、私は同館へは何度も通っていますが、ここ1年ぐらいは足が遠のいていました。そのため、いつの間にか「友の会」の有効期限が切れ、毎月、会から決まって送られてくるハガキも届かなくなり、また、同館のサイトのチェックも怠りがちとなり、危うく今回の企画を見逃すところでした。

同館は、この12日で開館から丸9年となったそうです。それを記念する企画として、6日から12日までの1週間、今年7月にを同館を利用する映画ファンに案を募って実現した「映画ファンが考えた2本立て」の企画が組まれました。その最終日、しかも、同館の開館日に当たる12日に長谷川和彦監督の『青春の殺人者』『太陽を盗んだ男』の2作品(2009年暮れ時点では長谷川和彦監督の全作品)を上映し、監督のトークショーが組まれたのでした。

私は作品の上映とトークショーが行われる当日の朝になってそれを知り、朝からテンションが上がり、DV(デジタル・ビデオ)カメラを持参して同館に久しぶりに駆けつけたというわけです。

長谷川監督の“スペシャル・デイ”となった12日、私はその日の1回目の上映がまだ続いている時間に同館に到着しました。少し早く着きすぎたと思いましたが、結果的には一番いい時間に着いたようで、上映が終わるまでロビーで待ち、そのあと場内に入りました。

その日は、長谷川監督が来館することもあり、場内は満席でした。そのあと、2本の作品を見、トークショーとなりましたが、私が見始めた回から座席はすべて埋まった状態で、トークショーが始まる時間から入場した見客は座る座席がなく、通路に腰を下ろしてトークショーを聴いていました。

開始予定時間が少し過ぎた午後5時すぎにトークショーが始まりました。舞台には長谷川監督ともうひとり、監督の話を引き出す役割を担うイラストライターの三留まゆみさんが登場です。

本日の豆訂正
動画を作ってから間違いに気がつきました。三留さんのお名前のスーパーインポーズを「三留あゆみ」さんとしてしまっていますが、「三留まゆみ」さんです。失礼しました

長谷川監督は還暦を過ぎ、62歳になられたという話でしたが、昔の写真とそれほど変わった印象はなく、トレードマークのサングラスをかけ、ジーンズにジャンパーという若々しい格好でした。

それでは、ここで昨日編集を終えたばかりの動画を見ていただき、補足的な話は動画のあとということにしましょう。

長谷川和彦トークショー

ご覧になっておわかりのように、私が座席に座ったまま、DVカメラで撮影してきた映像をそのままつなげたような芸のない動画ですf(^_^) 三脚や一脚は使用していないため、時間の経過と共にカメラを支える腕が疲れてきます。終わってみれば40分以上のトークショーでした。

20分を過ぎたあたりからカメラを支える腕に限界を感じ始め、それでも何とか踏ん張って構え続けました。今度からは、軽い三脚を持っていこうかな? 途中、通路に人が立って前を塞がれてしまったり、あるいは、カメラが自動で停止したりというようなことがあり、何度か撮影がストップしています。また、編集段階でカットした場面もあります。

動画で紹介できなかった長谷川監督のお話のひとつに、『青春の殺人者』のキャスティングの話があります。これは、当日、トークショーの前に会場で配られた質問用紙に書き込まれた監督への質問のひとつで、この作品の主人公を演じた水谷豊の母親役に市原悦子をキャスティングした理由を尋ねる質問でした。

監督は「演技をしたがる新劇の俳優は使いたくなかった」そうです。はじめに監督の構想にあった母親役は浜木綿子香川照之は息子)だったそうです。結果的には市原悦子が演じることになりましたが、新劇出身の女優さんらしく、カメラを真正面から見て演技するような場面があったという話でしたが、そのたびに監督が注意して撮影を続け、あとになってみれば「市原さんの母親役でよかった」というような感想を漏らされたように記憶しています。この部分はカメラを廻していませんで、私の記憶だけで書いています。

『青春の殺人者』での水谷豊と市原悦子の母子ですが、ふたりが“死の格闘”をする場面は鬼気迫るものがあります。かたや市原はシュミーズ一枚。このあとに見た『太陽を盗んだ男』の終盤近く、沢田研二が演じる9番と菅原文太演じる山下警部がビルの屋上で格闘する場面がありますが、それよりも水谷と市原の格闘シーンの方が真に迫っている印象です。

同じ『青春の殺人者』では、私も本サイトで紹介しています主人公の順と原田美枝子が演じたケイ子のふたりが、夏の砂浜で子供の頃のことを回想するシーンの話もありました。

この部分のトークもカメラを廻していないため私の記憶で書いていますが、順が子供の頃、まだ若い父親(内田良平)と母親、そしてまだ幼い順が回想シーンとして映し出されますが、その順の子供時代を演じていたのは長谷川監督の息子さんだった、とお話されたように記憶しているのですが、私の記憶違いでしょうか。第一、長谷川監督が結婚をされているのかどうかも私は知りません。

ほかにも書いておくべきことはあるような気がしますが、とりあえずはこのへんにしておきましょう。

気になる投稿はありますか?

  • 横尾忠則に学ぶ何でも受け入れる生き方横尾忠則に学ぶ何でも受け入れる生き方 昨日(2日)の午前7時から、NHK BSで「横尾忠則 87歳の現在地」が放送されました。これは、今年の3月にNHK BSプレミアム4Kで放送された番組です。 少し前にそれがNHK […]
  • 村上と竹内の共通点村上と竹内の共通点 世の中は大型連休に入りました。私は休日とは関係なく過ごしていますので、それが大型だといわれても、何も変化がありません。 そんな私ではありますが、今の時期、各地で高校野球春季大会が開かれており、この時期は例年、その観戦に出かけるのが習慣となっています。 昨日(28日)も高い気温の中、球場のスタンドで観戦してきました。 球場への行き返りの電車の中や、球場で試合 […]
  • 20年近く乗り続ける車20年近く乗り続ける車 現代は製品の開発・販売サイクルが非常に速いです。私も趣味とするデジタルカメラはそれが顕著です。 私はフィルムの一眼レフカメラを使っていましたが、それが全盛の当時は、一眼レフカメラを一度購入したら、一生涯使うような感覚でした。 実際問題、私が購入したのはヤシカのコンタックスRTSおよびRTS IIですが、RTS […]
  • 期待されるイメージのまま生きた高倉健期待されるイメージのまま生きた高倉健 世の中には「夢を売る仕事」があります。映画俳優はその代表格といえましょう。その後に登場したテレビが国民の娯楽となり、映画は衰退しました。 今は、ネットの動画共有サイトYouTubeが隆盛となり、映像表現が身近になりました。それに相対して、映画やテレビに出演する人が憧れの対象となる比率は低下しています。 これから書くことは、まだ何とか映画が、現実世界を離れた夢の空 […]
  • 『エイジ・オブ・イノセンス』は星三つ『エイジ・オブ・イノセンス』は星三つ 『エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事』(1993)という米国映画があります。ご存知ですか?  私は米国の映画をよく見るほうだと思いますが、旧い作品が好きということもあり、本作を知りませんでした。 監督はマーティン・スコセッシ(1942~)ですね。スコセッシといえば、私が好きな『タクシードライバー』(1976)の監督です。名前からわかるように、イタリア移民の家 […]