三バンを持たない菅首相に期待

安倍晋三氏(1954~)が首相を退いて以降、いわゆる安倍応援団が静かです。そんな彼らは、新しく首相に就いた菅義偉氏(1948~)の応援に回るかと思いきや、気付かれないように菅氏の足を引っ張ることをしています。

マスメディアの報道を見ても、安倍忖度報道から一転し、菅氏の支持率が下がっていると報じ、ポスト菅の話まで展開する始末です。

安倍応援団とマスメディアが狙うのは、菅氏を首相の座から早々に引きずり下ろすことでしょう。その空気を国民の間に浸透させる一環として、菅氏をネガティブに報じているのです。

マスメディアが思惑もなしに報道することはありません。それが政治に絡むことであれば、多くにバイアスがかかります。

米国のドナルド・トランプ大統領(1946~)を米国の、そして日本のマスメディアがどのように報じたか確認すれば、マスメディアの正体がわかります。

本サイトでは、なんちゃってウイルスで、本当は存在しないかもしれないウイルスを恐ろしい新型のウイルスだと騒ぎ立てている日本のマスメディアの馬鹿らしさを繰り返し書いています。

マスメディアのこの報道も、マスメディア自身が考えてすることではなく、全ては上からの命令です。「上」とは、世界支配を狙う勢力です。

これは陰謀論でもなんでもありません。事実のことです。その「上」から命じられた下部組織のマスメディアが、新コロ騒動に加担し、当面の目標は、莫大な利益を得る製薬マフィアの手先となっています。

その「上」の勢力に対抗して米大統領となったのがトランプ氏です。そんなトランプ氏であったため、「上」に下の方で連なるマスメディアは、眼を三角にしてトランプ批判を狂ったように展開しました。

そのトランプ氏が、次期米大統領になることを防げというのが「上」の指令です。従うマスメディアが、トランプ氏を良い印象で伝えたことはありません。

すべてがネガティブ報道であり、真実でないフェイクニュースでした。

こんなマスメディアの報道を見ても、未だに真の正体に気が付かない国民が大半です。

こんな国民だったから、先の大戦でも日本国民は戦争突入に賛成したのでしょう。その挙げ句に死の苦しみを味わい、実際、多くの国民が命を落としました。

戦争が日本の敗戦で終わっても、マスメディアの大本営発表の報道を厳しく追求する姿勢がありません。そのまま75年、76年騙され、今は新コロ報道に怯えています。

少しは賢くなりましょう。

次に待っているのは、安倍晋三氏の首相再登板です。

その布石として、菅首相の「駄目出し」報道です。まだ首相に就いて4カ月目です。気が短いにもほどがあります。

安倍氏がどんな流れで日本の首相になったのかわかりますか? 諸悪の根源、長州藩の流れでです。安倍氏の祖父は山口県の油谷町、今の長門市の生まれです。冷血な血が安倍氏にも流れています。

安倍氏の母方の祖父である岸信介1896年1987年)と岸の弟が佐藤栄作1901年1975年)で、二人共山口県の出身、つまり、長州の系列で首相になっています。これは偶然ではありません。

この系譜につながる人々が、今の安倍応援団の性格を作っています。その人々の中には、カルト右翼の総本山である日本会議に所属する人もいるでしょう。

森友学園事件で明らかになったのが日本会議の動きです。出汁に使われた形の森友学園の前理事長、籠池泰典氏(1953年~)も、かつては日本青年会議所で役員か何かをされ、日本会議大阪支部の役員であった(?)と記憶します。

籠池氏が経営する塚本幼稚園が、園児に教育勅語を暗証させるなど、時代錯誤としか思えないような教育をしていたことは記憶に新しいところです。

その幼稚園には、安倍応援団の首相メンバーで、日本会議の広告塔でもある櫻井よしこ1945年~)や百田尚樹1956年~)、青山繁晴(1952年~)など誰もが知る極右の人間が多数訪問し、得意になって極右の持論を展開する講演会を開いています。

そんな彼らは、森友学園が開校を狙っていた瑞穂の國記念小學院の敷地を国から不当に安い金額で払い下げられた事実が明らかになると、火の粉を浴びるのを恐れ、蜘蛛の子を散らすように、籠池氏の下から去るという醜態を晒しています。

瑞穂の國記念小學院用敷地の不当所得を疑って独自に調べた大阪・豊中市の市議、木村真氏が不正を暴く動画をネットの動画共有うサイトのYouTubeに上げていますが、その中で、開校できずに終わった小学校の敷地内に建つ、見かけ上は木造の大きな体育館があります。

木村氏の見立てでは、その体育館は、日本会議の大阪の拠点にするつもりだった、とされています。

校舎の教室は、畳敷きの部屋に早変わりさせることができる構造になっているらしく、大阪の拠点に集まる日本会議会員の宿泊に利用することも想定していたらしいです。

多くの国民が騙されたあとに待っている展開も読めます。

ポスト菅の適当な候補が見つからないことにして、それではと、「安倍にもう一度首相をやってもらうのが一番いい」の空気を作り上げ、悪夢でしかない第3次の安倍内閣を立ち上げることを狙っているに違いありません。

正常な意識を持つマスメディアであれば、その気配を感じる今からその問題を取り上げ、阻止する方向の報道をすべきです。

それを期待すること自体が誤りです。これまでに書いてきたように、マスメディアというものは、「上」からの命令に従う下僕のようなものでしかなく、マスメディア自身で何かを起こす意識はとうから持ちません。

いわれたことを、「ハイ、ハイ」とやっているだけです。

「安倍をもう一度首相にしろ」といわれれば、「ハイ」と答え、そのための空気を国内に醸成する報道をするしか脳がないのでしょう。

私は菅首相のことをよく知っているわけではないですが、安倍氏のあとを継いで首相になった時、本コーナーで、菅氏に期待すると書きました。

今もその考えに変わりはありません。

私には固定した支持政党はありません。イラク戦争の頃は、与党の側についていました。安倍氏が最初の首相になったときも、安倍氏を支持していました。

これらのことは、本コーナーで書いていますので、過去の投稿を確認していただければわかります。

政権が交代して民主党が政権をとったときも、途中までは野党の側にいました。その後、民主党側に回りましたが、そのきっかけはよく憶えていません。

東日本大震災が起きた2011年3月の頃は、完全に民主党寄りでした。

震災で福島第一原発が事故(福島第一原子力発電所事故)を起こした時、当時首相だった菅直人氏(1946年~)が、懸命の対応にあたっていたことを思い出します。

その菅首相の対応を、明確な自民党寄り、というよりも、安倍氏の出身母体でもある自民党清和会の機関紙的存在の産経新聞が、盛んに菅首相の対応を批判し、フェイクニュースも交えて報道していたのを思い出します。

その頃の国会もよく憶えています。安倍氏や安倍氏のお仲間の下村博文氏(1954~)らが、野党の立場で、口から泡を飛ばす勢いで内閣の批判をしていました。

当時、今の菅首相がどのようなポジションにいたかは記憶にありません。

菅氏についての記事が、昨年12月29日の産経新聞にありました。冷静な目で書かれた記事だったため、保存してあります。見出しは「菅首相 会見スタイル修正」です。

安倍氏が2次以降の内閣で首相を務めた7年8カ月間、私は安倍氏の会見を見るたびに強い違和感を持ちました。一国の代表者である首相が、取材する記者に自分の言葉で答えることをまったくしていなかったからです。

そのことはのちに広く知られることになりますが、記者会見で安倍氏が答える「回答」は、事前に、担当者によって作成された「回答書」です。

しかも、プロンプターという装置まで使い、あたかも、会場にいる記者団の方を向いて答える振りをして、実は、安倍氏の前方に2台置かれたプロンプターに「回答書」が映り、それを読み上げていただけなのでした。

それを生中継で伝えるNHKは、プロンプターが写り込まないアングルで撮影し、視聴者=国民を欺くことに手を貸しています。

第1次の安倍内閣は1年ほどで幕を閉じました。その原因を解析した結果、記者会見で言葉尻を取られ、それが積み重なることで、マスメディアにそれを利用され、短命内閣になったことを解明できたのでしょう。

その轍を踏まぬため、事前にすべての「回答書」を作成し、記者会見ではそれを読み上げるだけのスタイルにしたのだと思います。

安倍応援団は、こんなへんてこな記者会見もどきでも気にならないのでしょうが、そうでない人は、違和感だけが残りました。

その違和感を、昨年末発売になった『週刊ダイヤモンド』誌のインタビューで、作家の村上春樹氏(1949年~)が話されています。もっともな感想です。

この村上氏の発言を知り、高須克弥氏(1945年~)が早速反応しています。

村上氏のインタビュー記事を確認しましたが、話の流れの中で、次のように述べているだけです。

今の多くの日本の政治家はどう見ても、自分の言葉で語ることが下手です。今の総理大臣だって、紙に書いたことを読んでいるだけではないでしょうか?

事実を述べただけで、批判めいたことは加えていません。

この記事に対し、高須氏は「村上春樹先生は日本人ですか?」と反論しています。上で紹介するようなことを述べただけで、日本人云々の考えがどうして浮かぶのか理解できません。

これこそが極右脳を患う人の特徴なのでしょう。自分に反する考えを持つ人は日本人ではない、という条件反応が脳に埋め込まれているか、そういわずにはいられない感情がフッと湧き上がったりするのでしょう。

これはこれで厄介なことですね。

こうした性質を持つ人は、安倍応援団になる資格を持つといえます。その事実、高須氏は安倍氏を援護する発言を多く残した印象です。

首相が菅氏に変わった今は、不満や攻撃の相手を見つけることが難しく、暇を持て余しているのかもしれません。

菅氏が会見のスタイルを修正した話に戻ります。

記事の書き出しは次のようになっています。

菅義偉首相の情報発信に取り組み姿勢に変化が生じている。首相官邸などで記者団が囲むぶら下がり取材では、原稿を読まず記者の目を見て話すことが増え、「さら問い」と呼ばれる追加の質問にも答えるようになった。発信不足との批判を受け、修正を図っているようだ。

この記事が載る前日の12月28日に行われた記者会見を私もテレビで見ました。安倍氏が会見で必ず用意したプロンプターはなく、それが新鮮に感じられました。

記事でも、「手元に原稿はあったが極力視線を上げ、訴えかける姿勢を示そうとした跡がうかがえる」と書いています。

菅氏の姿勢に変化が現れ始めたのは、12月10日、東日本大震災の被災地、宮城と岩手を視察した頃とされています。視察後にぶら下がり取材を受けた菅氏は、事前に予定されていなかった質問にも答え、上の引用にある「さら問い」といわれる追加質問にも答えたということです。

こういったことが菅氏にはできそうな気がして、私は菅氏の首相に期待したのです。

首相になる多くが二世や三世議員である中、菅氏はいわゆる「叩き上げ」です。地盤も看板もカバン(三バン)もないところからは上がり、首相になったのは、似た境遇の田中角栄氏(1918年1993年)を思い起こさせます。

はじめから守りに入ってしまったのでは、何も成すことができません。自分ができることから愚直に実行することです。それが、菅氏にはできるのではないか、と私は期待します。

今の野党に私は期待できません。新コロ騒動にしても、与党以上に、騒動を煽っています。このタイミングで騒動の実態を掴み、それを国民に訴えていたら、政権を奪取できていたでしょう。千載一遇のチャンスを逃しました。

菅氏の新コロ対策を見ていると、野党より冷静であるように感じます。少なくとも、「大変だ! 大変だ!」とは思っていないはずです。

新聞に、菅氏が大臣や関係者と協議する様子を写した写真が添えられます。私はそれを注意深く見ています。注意するのは、菅氏がマスクをしているかどうかです。

今はさすがにマスクをかけることが多くなりましたが、昨年までは、マスク無しの写真が多く見受けられました。このあたりも信頼できそうな点です。

その一方で、野党の幹部連中は、大きなマスクで顔をみっちりと覆っています。「何をそんなに恐れているの?」と顔を見て笑いたくます。

存在もしないウイルスなのに、騒動を煽るように振る舞う野党議員は、一体何を考えているのですか。

新コロ騒動のおかしさについて、多数の動画をYouTubeで上げてくださっている徳島大学名誉教授の大橋眞氏に話を伺い、騒動の真相に早く気がついてください。

今、正しく行動できた人で、それが国会議員であれば、歴史に名を残すことができます。正しい行動を国民に示してください。

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