ブルース・スプリングスティーン(1949~)と聞いて私が思い浮かぶのは村上春樹(1949~)です。
村上の作品は、これまで、長編と短編集、エッセイ集に紀行文、対談まで、Amazonの電子書籍版で40冊読みました。
村上の作品に接していて独特だと感じるのは、どの作品を読んでも、主人公が村上自身の分身のように感じられることです。
それだからか、主人公を間違っていると書くことができません。いつも、主人公は正しいことをしていると肯定的に書きます。
村上作品で弱いところがあるとすれば、自分というものを完全に離れた主人公による世界を描けないということです。
ともあれ、そのような傾向が強いため、村上は主人公に、村上j自身の趣味嗜好を反映させます。
どんな話の展開であっても、主人公の、それはすなわち村上自身の、自慢話が登場します。
そんな自慢話のひとつに音楽の趣味嗜好があります。

