ここ数年、有名人が亡くなったとの報道が増えています。
今月17日には、多くの人に知られ、愛された俳優の西田敏行(1947~2024)が亡くなりました。西田の訃報に際し、朝日新聞は、18日に、西田の死を評伝と共に伝えています。
その中で、それを書いた朝日の編集委員は、数ある西田出演作で印象に残った作品を、次のように書いています。
個人的には82年のドラマ「淋しいのはお前だけじゃない」が印象に残っている。
私もこれには納得です。西田で最も印象深いのがTBSで放送された連続テレビドラマの「淋しいのはお前だけじゃない」です。本ドラマの脚本は市川森一(1941~2011)です。
本ドラマの脚本で、市川は第1回向田邦子賞を受賞しています。
個人的な話をしますと、この当時、私は脚本家になりたいと考えていました。結局、その道へ進むことはできませんでしたが、そんなこともあり、当時はテレビドラマをよく見ていました。
市川森一は私の憧れの脚本家でした。
本ドラマで西田はサラ金(消費者金融)の取り立て屋を演じました。西田の妻を演じたのが泉ピン子(1947~)でした。
西田が取り立てる相手が旅回りの一座で、気がつくと、西田がその舞台に立つというような話です。
その番組が終わる2011年3月末までリスナーであり、リクエストもしたNHK FMのリクエスト番組「サンセットパーク」宛に、本ドラマの主題歌は何とかリクエストしていますが、結局、一度もかけてもらっていません。
本シリーズがテレビで再放送されたら、全話を録画し、永久保存とするでしょう。
警視庁によると、西田は、17日午後0時半頃、自宅のベッドの上で倒れた状態で見つかったそうです。おそらくは、そのときはすでに亡くなっていたでしょう。
Yahoo!ニュースにあった記事によると、17日も仕事のスケジュールが入っていたといいます。そのため、西田の付き人が、自宅まで西田を迎えに行き、そこで西田の急変に気がついたことになります。
その人は、40年ほど西田の付き人をしたということです。西田の演技を40年間、間近で見続けたことになります。その人にとっては、西田あっての人生といえましょう。
西田はベッドの上で倒れていたとされていますが、本当にベッドの上だったかはわかりません。もしかしたら、自宅のどこかで、床の上に倒れていたかもしれません。
いずれにしても、西田はいつも通り仕事をしていたのが、あるとき突然亡くなってしまったということになりそうです。
ここ数年、有名人が亡くなったとの報道で、その多くに共通するのは、突然死です。
西田の死因は「虚血性心疾患」とされています。私だけかもしれませんが、この死因を聞くことが、昔は少なかったように思います。それが、ここ数年は、たびたび聞くようになりました。
ここまで、「ここ数年」とぼやかした表現を使いました。それを明確にすれば、あることが日本でも始まってからです。
それは、存在しないウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)の接種です。これが始まって以降、虚血性心疾患という死因をたびたび目にし、耳にするようになりました。
西田の死因が虚血性心疾患とされたので、私はとっさに、似非ワクチン接種との関連を連想しました。
西田が似非ワクチンで亡くなったとすれば、米国国防総省国防高等研究計画局(DARPA)が主導する形で開発された化学兵器が、愛すべき西田敏行の命を奪ったということになります。