本日は、前回の続きで、この土曜日に東京都美術館で見てきました映画『エルミタージュ幻想』について書いておきます。
この作品についての予備知識は、舞台がエルミタージュ美術館であること。もうひとつは、映画史上初の全編1カット撮影であることぐらいしかありません。
実をいって、私は見終えるまで、90分間が1カット撮影であるという謳い文句には半信半疑でした。
映像作品というものは、様々な長さのカット(cut:映画の構成単位。一つの連続した場面。また、それが写っているフィルム=広辞苑)の集合体で、それがたったひとつの、それも90分という、とてつもなく長いカットのみで出来上がっている、というのがにわかには信じがたかったからです。
第一、90分間を1カットで撮影できるムービーカメラなんてあるのでしょうか。いや、私の知識が及ばないだけで、本当にある、のかもしれません。
