芸術の秋だからというわけでもありませんが、ふとした時に、アウトサイダー・アートともいえるような作品を生み出しているアーティストに心を惹かれることがあります。
ロベール・クートラスという画家にも心を惹かれました。彼については、数日の内に書きたいと思いますが、今日は、先日(11月2日)の日経新聞に載っていた中平卓馬(なかひら・たくま:1938年東京生まれ。1963年、東京外語大卒業後、現代評論社に入社し、森山大道、東松照明らと出会い、写真を学ぶ。1965年に退社、作品や批評を発表する。写真集に「来るべき言葉のために」〔1970年〕「新たなる凝視」〔1983年〕など=2003年11月2日付日経新聞記事より)という一人の写真家について書いてみます。
記事の見出しは、「中平卓馬 病後の挑戦 純粋写真、無心を写す 意図は排して撮影の日々」です。