ISO感度が露出の土台

写真撮影時の露出に関する覚え書きです。

写真を趣味とする人で、いつもはカメラに露出を任せている人も、たまには、自分で露出をコントロールするマニュアル露出を使うことをお勧めします。

私が今使っているカメラは、キヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPです。このカメラに、RFマウント用キヤノン純正レンズのRF28mm F2.8 STMをつけて使うときは、露出モードを半オートのFvモードにしたりします。

それで、いい感じの露出が得られることもあります。しかし、カメラに搭載されている露出計は反射光式なので、光が当たった面の色の影響を受け、適正な露出が得られません。

【野村誠一写真塾No215】初心者、中級者、写真が上手くなりたい人だけ、オート露出で撮ると、こんな事が起きる。

そんなことが続くと、フィルムカメラの時代にお気に入りレンズとして使ったヤシカコンタックス(ヤシコン)用カール・ツァイスプラナー50mm F1.4につけ替えます。

F値と被写界深度

まずは、YouTubeから、次の動画をご覧ください。

【野村誠一写真塾No376】F値をどうするのか。

本コーナーで何度か取り上げた写真家でプロカメラマンの野村誠一氏(1951~)の動画です。

野村氏はアイドルのグラビア写真を50年ぐらいは撮っておられると聞きます。これまでに出版した写真集も約300冊ということです。ポートレイト写真の分野のレジェンドのおひとりになりますね。

その野村氏が、本動画ではレンズのF値について、ご自身の考え方を披露してくれています。

同じメーカーのレンズであっても、昔と今では、性能には大きな差があります。昔のレンズは、開放のままでは使えず、ある程度絞ることで、望むような描写が得られたとのことです。

対して、現代のレンズは性能が向上しています。だから、F2のレンズであれば、F2から使いたくなるそうです。

昔に比べ、写真人口が増えました。スマートフォンからカメラに移った人が、F値の小さい(明るい)レンズを手にすると、どうしても、絞りを開放のまま使いたくなるでしょう。背景がボケた写真になるからです。