スポーツ選手に心不全死は不似合い

高校野球の全国大会が甲子園球場で続いています。

大会を主催する朝日新聞は連日、行われた試合の経過だけでなく、周辺を取材し、感動を誘うような記事を連発しています。

毎年おなじみの光景ですが、本日の朝日新聞に「急逝した友よ『力を』」と題された記事が載っており、関心を持って読みました。読み終わったあとは、朝日が狙う「感動」とは別に、「疑念」のようなものを持ちました。

正確さを期するため、高校名は敢えてそのまま書くことにします。

昨日行われた試合で、愛知代表の愛工大名電高校(以下「名電高」)が、青森代表の八戸学院光星高校に、延長戦の末、6対5で勝利しています。

チャップリンからの贈りもの

このところは、レコーダーに録画したままになっていた、米国の古い映画を見ていますが、チャールズ・チャップリン18891977)の作品が続いています。

今回紹介する作品で、私のレコーダーに残っているチャップリンの作品はなくなります。1952年10月16日に、米国より7日早く、チャップリンの祖国、英国で公開された『ライムライト』です。

日本で本作が公開されたのは、翌年の1953年です。

Charlie Chaplin – Limelight (Trailer)

チャップリンは本作のワールド・プレミアを開催する英国行きを決めますが、一度米国を出国すれば再入国できないことを悟り、事実、その後、米国には戻れないままこの世を去っています。

その頃に制作されたことを知ると、感慨深いものがあります。