危機が迫っても逃げられない人がいることを想像できる優しさ

台風や記録的な雨に見舞われ、身の危険を感じることが増えています。自分が住んでいるところから離れたところで起きた災害を見ていた自分に、いつその災難が降りかかるかわかったものではありません。

強い台風が近づくと、昨今のNHKは、公が国民の生命を守る役割を放棄し、「生き延びたかったら自分でなんとかしろ」とばかりに、NHKのアナウンサーは「命を守る行動を」と連呼するように変わりました。

しかし、そう命じられても、それに従うことができないで困っている人に思いを致すべきです。

昨日、Yahoo!ニュースに上がっていた次のニュースもそんなケースのひとつといえましょう。

記事が伝えているのは、台風19号で大きな被害が出た宮城県丸森町に暮らす家族です。

台風が近づいて雨が恐ろしい勢いで降り続き、テレビでは早急の避難を呼び掛けていたそうです。しかし、それを見る女性は躊躇せざるを得ない状況に追い込まれていました。