濃淡のある虐待報道

昨年、東京・目黒で起きた女児虐待事件(目黒女児虐待事件)について、15日、東京地裁で開かれた裁判員裁判で、父親である被告に懲役13年の判決が下されました。この事件については、検察の求刑があったあとに本サイトで取り上げていますが、求刑はこの種の事件では最も重い懲役18年でした。

私は事件そのものよりも、これを報じるマスメディアに疑問を持っています。

もちろん、被告夫婦の行いは厳しく裁かれる必要があります。その上での話になりますが、マスメディアは2被告、特に父親である被告を必要以上に糾弾している印象が個人的にはあります。