アップルのデジタルオーディオプレーヤー(DAP)のiPod classicで音楽を聴きながら、本更新を始めました。
といっても、付属のイヤホンで聴いているわけではありません。おそらくは、25年ぐらい前に購入したDENONのプリメインアンプ、PMA-2000 IIを介し、こちらはそれよりも前に購入したCORALのスピーカー、X-VIIIで聴いています。
音のこだわりの強い人であれば、iPodからとCDからとでは音質が違うというでしょう。しかし、特別、こだわりがない私は、CDで聴くのと同じような音に聴こえ、満足しています。
何といっても、スピーカーで聴くのはいいです。イヤホンの音は、どこまでいってもイヤホンの音で、スピーカーで部屋に音を響かせて聴くのとは大違いです。
私は、iPodの純正アクセサリーだったと思いますが、iPodを挿して、3.5mmジャックから音声をアウトプットさせることができるDockを持っており、そのアウトプットジャックからの音をRCA端子に変換するケーブルでアンプに接続し、私のオーディオセットでiPodに登録してある音楽を聴いています。

このように、面倒くさい聴き方をするのには理由があります。
先月の途中、私がCDの音楽を聴くために使ってきたCDプレーヤーが、ある日突然、ディスクを認識しなくなりました。ディスクを入れると、”NO DISK”とされ、作動しません。
私が使っているCDプレーヤーは、今では知る人が少ないかもしれないレーザーディスク(LD)の再生を兼用するプレーヤーです。
LDを扱うプレーヤーは、LDを開発して販売したパイオニアからしか発売されていない、でしょうか?
私が使うプレーヤーは、DVL-919というモデルです。
こちらも使い始めて30年ぐらいになるかもしれません。
LDも認識してくれなくなり、不便に感じています。
ディスクを認識しないのは、おそらくは、それを認識するためのレンズが汚れるか何かで、機械的に故障しているのではないように考えます。
それで、CDプレーヤー用のレンズクリーナーでクリーニングを何度か試しました。しかし、効果がありません。
メーカーのサイトで確認すると、私が使うプレーヤーの修理はすでに終了しているようです。私に機械のメンテナンスの知識があれば、カバーを開けて中の様子を確認してもいいのですが、私はその知識を持たないため、今まで何も対策はしていません。
そのうちに、修理してくれる人か会社が見つかったら、修理を頼むことも考えましょう。
というわけで、これまで使ってきたCDプレーヤーで音楽を楽しめなくなり、困っていました。
その代案として、冒頭で書いたような手順で、音楽を楽しみ始めたというわけです。
幸いなことにといいますか、私が所有するCDと2000年に亡くなった姉が所有していたCDはすべてiPodに登録してあります。また、それ以前に音楽を楽しむのに使ったアナログレコードの音楽も、デジタル化してiPodに入れてあります。
掌に収まるようなiPodで、私がこれまでそろえた音楽がすべて再生できるのですから、技術の進歩には驚くよりほかありません。
CDやレコードであれば、聴きたいCDやレコードを引っ張り出し、プレーヤーにかけて初めて聴くことができます。
その点、iPodであれば、聴きたい音楽が入ったアルバムを選び、再生させるだけですから非常に手軽です。しかも、既に書いたように、私は音へのこだわりがないため、満足できる音に聴こえます。
これだったら、CDプレーヤーを修理しなくてもいいか、と考えなくもありません。ただ、LDプレーヤーも兼用するプレーヤーですので、LDの再生ができないのは困ります。
なんとか、また、使えるようになるといいのですが、何か対策があればしてみて、使えるようにもっていきましょう。