マスメディアは、人命を何よりも尊重するように装いながら、自分たちの都合で、いともあっさり、人の死を蔑(ないがし)ろにもします。
人々の注目を集めるような事件や事故が起き、そのことで人が亡くなるようなことが起きると、マスメディアは繰り返しそれを取り上げ、事件や事故で亡くなった人の人柄を祭り上げることまでします。
なんの罪もない人が、事件や事故で亡くなった、と。
それとは対照的な扱いをマスメディアでされる人がいます。
新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)を接種したあとに亡くなった人です。
政府や、政府に助言できる立場にあった専門家、そしてマスメディアは、口を揃えて似非ワクチンの接種を国民に推奨しました。そして未だに推奨しています。
国や専門家、マスメディアを信じ切っている人は、彼らがいうのだから間違いない、と似非ワクチンを受け入れ、複数回接種している人が多いです。
そんな人の中に、接種したことで亡くなった人がいます。
マスメディアが、事件や事故で亡くなった被害者に想いを馳せることができるのであれば、国や専門家、そしてマスメディアを信じて似非ワクチンを接種したあとに亡くなった人にも、同じように想いを馳せて当然です。
ところが現実には、想いを馳せないどころか、そのような大変なことが起きているのに、起きたことを認めようともしません。完全に無視をしています。
本日、Yahoo!ニュースで気になる記事が目に入りました。私は格闘技を見る習慣がありませんので知りませんでしたが、K-1という格闘技の現役選手の増井侑輝氏が急死したことを報じています。年齢はまだ29歳だそうです。
記事によると、増井氏は、今月6日に「亡くなっていたことが分かった」ということです。
これは記事冒頭に書かれている文章ですが、この書き方が気になります。普通に亡くなったのであれば、こんな書き方はせず、「亡くなりました」と書くはずです。
「亡くなっていたことが分かった」と書くのは、多くが、亡くなっているのを、あとになって他者が発見した場合です。
全くの想像になりますが、増井氏が独りでいるときに、何らかの理由で、生死に直面するような体調の変化が起き、誰にも看取られずに亡くなったことが考えられなくもありません。
このような亡くなり方をしますと、事件性がなくても、警察と医師が来て、死因を確認する必要が出てくると思います。
そういうことが行われているのであれば、警官と来た医師によって、死因は判明しているのではないでしょうか。しかし、記事では増井氏の死因に振れていません。
このところ、有名人やスポーツ選手など、それ以前まで普通に生活していた人が、突然亡くなったり、体調を崩す報道が相次いでいます。
冒頭で書いたように、マスメディアは人命を尊重する立場を採るため、事件や事故で亡くなった人には、最大限に尊重する報道をします。
そのような報道姿勢を持つのであれば、増井氏のようなケースが起きたら、身体を最大限に活用するK-1のようなスポーツの選手であった増井氏が、どうして急死したのか、最大限の関心を持ってしかるべきです。
ところが、今回の記事からはそれが窺えません。増井氏が亡くなったことを知った増井氏所属のジムが、ツイッターで増井氏の急死を報告したことを報じているだけです。
それにしても、健康体の象徴であるような格闘技の選手が、しかも29歳という若い人が、急死するのは不自然です。そして、世界的にも、その不自然な急死が数多く起きています。
本コーナーでも取り上げましたが、日本を含む世界で、超過死亡率が急上昇しています。超過死亡率というのは、年ごとに亡くなる平均値を大きく超える率です。
それを調べた海外と日本の研究者のデータから動画にしたものを本コーナーで紹介していますが、それによれば、2022年の日本の超過死亡数は、東日本大震災が起きた2011年の約2倍にも達しているということです。
そんなことが起きていることがわかれば一大事で、国も専門家もマスメディアも、その原因を必死に探るのが普通です。しかし今は、その「普通」のことがまるでされません。
それどころか、理由もわからず死ぬ人が、大震災が起きた年の2倍にも達しながら、問題視せず、マスメディアはまったく報じようとしません。
それでありながら、個別の事件や事故の被害者のことは、必要以上(?)に熱心に報じるため、バランスの悪さが余計に目立つ結果となります。
マスメディアで働く人に20代の息子や娘がいたとします。病気がなく健康に過ごしていた息子や娘が、ある日突然、なんの前触れもなく急死するようなことが起きたら、マスメディアで働く人は、どのように受け止めますか?
似非ワクチン接種を勧める側の人間ですから、急死した息子や娘にも似非ワクチンを勧め、親に従う息子や娘であれば、接種を勧められるたびに、接種をするでしょう。
そんな息子や娘が、似非ワクチンを接種したあとに急死することが起きました。それでも、似非ワクチンを推進する側の人は、似非ワクチンを接種したことで、自分の息子や娘を失った、とは思いたくないものでしょうか。
似非ワクチンは、ワクチンと呼べるような代物でないことが、世界の専門家によって明らかにされています。製薬会社を持っていた米国人女性、Sasha Latypova氏は、似非ワクチンが米軍のルートで発送される「軍事作戦」であることを暴いています。
本日、ネットの動画共有サイトの「ニコニコ動画」にあった動画によれば、接種に使われる似非ワクチンにはグレード分けのようなことがされていて、最も危険なグレードの似非ワクチンは、それを接種した人の10人に1人、あるいは6人に1人が亡くなるほどの毒性を持つとしています。
今回取り上げたK-1選手の増井氏が、似非ワクチンを接種したかどうかはわかりません。ですから、別の原因で急死された可能性もあります。
しかし、もしも似非ワクチンを接種したことで急死されたのであれば、軍事作戦によって「殺された」ことになります。
朝日新聞などは軍事行動に人一倍敏感なはずです。ところが、現在、現実に「軍事作戦」が展開されているのに、それが行われていることを国民に気づかれないようにする報道をしています。
そのような姿勢を見るにつけ、事件や事件の被害者に寄り添うような報道が、演技のように思えて仕方がありません。
今年も「終戦の日」が近づけば、戦争関連の報道が増え、戦争で亡くなった人のエピソードを集め、涙を誘うような記事にするのでしょう。
そのような報道姿勢は「片腹痛い」ものでしかありません。
その一方で、今現に行われている似非ワクチンによる「軍事作戦」は国民の眼から隠し、それによって、罪のない人が命を落としても、顧みるような報道は一切しません。
これが本当の「犬死に」ではありませんか?