前々回の本コーナーで、ビデオカメラやネオ一眼カメラのライブ映像用のモニタについて書きました。
私はこれまで、カメラで自分の手元を写しなら、私が持っている物について語る動画をいくつも作りました。その撮影の際は、カメラの背面モニタが私にとっての確認用モニタでした。
これで撮影することができますが、それを見ながら手元を動かすため、窮屈な体勢を採らなければならなくなります。
そこで、カメラが捉えている映像を外部モニタに送出し、それを見やすいところに置けば、もっと楽に撮影できると考え、キャプチャ機能が搭載された接続アイテムや、HMDIケーブルなどでいろいろと試しました。
その結果は、前々回の更新で書きました。
ビデオカメラやネオ一眼カメラのライブ映像をモニタに映すのであれば、いつも使っているPCのモニタとカメラをHDMIケーブルでつなぐだけで目的は叶えられます。
それで一旦は納得しました。しかし、それが必要になる頻度は少ないとはいえ、そのたびにPC用のモニタに接続し直すのが面倒に感じられます。
また、抜き挿しを繰り返すのは、接触という点でも、あまり良くないことのように思えます。実際のところは、それほど考えることもないのかもしれませんが。
ともあれ、そういうことで、安価な外部モニタがあれば、それを専用のモニタにしても良さそうに考え、早々に購入しました。なるべく安く済ませるため、1万1千円程度で売られていたモニタに決めました。
ROADOMというメーカーの”7インチ Raspberry Pi用タッチモニター IPS”(どこまでが商品名かわかりませんので、一応、Amazonに表示されているままにしてみました)です。
Amazonでは本商品に1,000円のクーポンがついており、端数はポイントを使いましたので、9,000円ちょうどで手に入れました。
商品名にあるように、モニタのサイズは7インチです。カメラの背面についているモニタよりは何倍も大きく、確認用モニタとして使いやすいです。
本ページに添えた画像は正面から見たところですが、背面は、この種のモニタとしては珍しい造りかもしれません。というのも、基盤と配線がむき出しのままになっているからです。
背面も撮影して載せようと思いましたが、基盤をそのまま公開してしまうことになりますので、遠慮しました。
私の用途では、すぐに、問題なく使えることがわかりました。
カメラ側にはミニHMDIの出力端子があり、7インチモニタにはタイプAのHDMI端子がついています。それぞれの端子に合うコネクタを持つケーブルで接続するだけで、カメラのライブ映像をこのモニタに映し出すことができます。
モニタの電源は、マイクロUSB端子に接続できる電源プラグからとれるようになっています。
同程度の安価なモニタをいくつか候補に挙げ、最終的にこのモニタに決めましたが、決め手となったのは、このモニタを実際に使った個人の感想です。
ある人が、このモニタの発色の良さを褒めています。その人が、色の確認のために使っている20万円のカラーマネジメントモニタとほぼ同じ発色の良さに驚いた、とあります。
私の用途は、カメラの背面のモニタでは撮影しにくいため、手元で確認したいということです。発色は問題にしていません。しかし、この人の評価を信じ、このモニタの購入を決めました。
手元に届いたモニタを使ってみると、Amazonのレビューにあったように、良い発色に感じます。
7インチモニタに映した元動画は、下に埋め込んだ動画です。