都会っ子らしい応援テーマ

夏の高校野球が行われています。一番暑い時期の大会で、選手への負担が大きいです。

私が子供の頃は、今ほど暑くなかったように思います。それは私が子供だったために認識が甘かったのか、それとも本当に今より気温が低かったかのどちらかでしょう。

今の夏は、東日本と西日本で日中に30℃を下回ることがほぼなくなり、35℃超えの猛暑日になることも珍しくはありません。そんな猛暑の中での大会になり、大会の是非さえ問われ始めています。

大会を主催する朝日新聞社がいうように、この大会が今後百年も続くのでしょうか。

それはそれとして、昨日の夕方、大会の模様をテレビで見ました。その時間に対戦していたのは、福井代表の敦賀気比高校と西東京代表の国学院久我山高校です。

1回の表裏で、それぞれの高校に3点と2点が入るなど、点の取り合いの様相でした。その後は敦賀気比の打力が勝り、終わってみれば、19-3と大差がつきました。

国学院久我山の攻撃のとき、真っ赤に染まった久我山の応援スタンドから軽快な音楽が聴こえてきました。それが気持ちの良いメロディで、耳に残りました。

おそらくは控えの野球部員らでしょう。メロディに合わせて口ずさむ声が重なり、球場にこだましていました。いかにも都会のチームらしい応援で、好感が持てました。

試合後、気になって調べると、チャンステーマの「一本」であることを知りました。

漫画『タッチ』のアニメで使われた音楽のサビが使われているようですね。私は漫画やアニメは見ませんので、知りませんでした。

この漫画には双子の高校球児が出てくるのですね。国学院久我山にも双子の選手がいて、1人は主将、もう1人は一塁手です。昨日は、2人の母親がテレビのインタビューされていました。

私の義兄のいとこがこの学校のOBだそうで、国立(正しくは立川?)であった西東京大会の試合も応援に行った、という話を聞きました。そんなこともあり、それなりに注目していた学校でした。

何年か後、この応援テーマを耳にしたとき、今年の夏を思い出すでしょう。

国学院久我山の応援スタンド風景
国学院久我山の応援スタンド風景

気になる投稿はありますか?

  • 曇りのち野球日和曇りのち野球日和 昨日と今日で、温度が違うように感じます。 本コーナーは昼下がりに更新していますが、昨日の同じ時間帯、関東南部は晴れ間の広がる時間があり、陽射しの下では汗ばむ陽気になりました。 昨日のその時間帯、私は屋外で過ごしていました。 今の時期、全国では高校野球の秋の大会が行われているところが多くあります。当地方でもそれが行われています。私は昔から、春・夏・秋の地方大 […]
  • 大会前の予想から振り返るセンバツ大会前の予想から振り返るセンバツ 昨日(3月31日)閉幕したセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)の出場校は、昨夏の大会が終了後、3年生が抜けた新チームによって争われる秋の大会の結果から選抜されます。 関東・東京ブロックには出場枠が6校当てられていますが、毎回、6校目にどこが選抜されるか注目されます。 関東・東京ブロック秋の大会は、春の大会と違い、東京は東京だけで争い、関東大会には出場しません。東 […]
  • 2024センバツはジンクスどおりの結末2024センバツはジンクスどおりの結末 昨日、センバツ大会(選抜高等学校野球大会)の決勝戦があり、群馬の健大高崎が初優勝しています。試合前、「ジンクス」のとおりであれば、健大高崎が優勝するのだろうと私は考えていました。 そのジンクスによれば、西暦の最後の数字が4の年の大会は初優勝が多いということです。以下に、該当する開催年の結果を1950年代から順に並べます。 開催年優勝校準優勝校備考1954 […]
  • センバツ大会はスタンドに空席が目立つ 原因は?センバツ大会はスタンドに空席が目立つ 原因は? 高校野球のセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)は本日(3月31日)決勝が行われます。 勝敗の行方が気になりますが、それとは別に、今大会の模様をテレビ放送で観戦していて気になったことがあります。それは、観客席に空席が目立ったことです。 それを取り上げた記事がYahoo!ニュースにもあります。 センバツ人気低迷の真犯人!「スタンドガラガラ」なのは低反発バット […]
  • 2024センバツの1シーンに胸熱く2024センバツの1シーンに胸熱く 高校野球は地方大会も全国大会も、一発勝負です。どんなに競った試合をしても、負けたら次の試合はありません。それもあって、戦っている選手の必死さがテレビ受像機の画面から伝わってきます。 今年のセンバツ大会(選抜高等学校野球大会)も、あとは準決勝と決勝の3試合を残すのみとなりました。 昨日(28日)行われた準々決勝第3試合の最終盤、選手の必死さが伝わる場面がありました […]