本日は、新聞に載った有名人の写真を素に、自分の眼と手を訓練する目的で描く「ポートレイトの小箱」用の絵を描く過程を動画にしてみましたので、紹介いたします。
描くのに使っています絵具は、アクリル絵具です。この絵具は水で溶いて描くことができ、しかも、油絵具とまではとてもいかないものの、多少は厚く塗ることもできます。しかも、あっという間に乾いてくれますので、この種の絵を描くのには最適な絵具です。
今回は、女優の井川遥さんを題材に使わせてもらっています。描く際、私は特別美醜にこだわりません。年輪を感じさせるような顔が描きやすく、描いていても絵になります。逆に困るのは、まだ経験の浅い若い人で、人間的な厚みを持たせるのに苦労します。井川さんは、描いていて顔の造りがとても整っているように感じました。唇が肉感的で魅力があります。
![ポートレイトの小箱:井川遥](https://indy-muti.com/wp-content/uploads/2019/08/403.jpg)
井川さんのポートレイトを描きながらカメラで撮影し、それを動画にしたわけですが、ムービーで撮影した、わけではありません(゚◇゚;)エ?
昨年の10月から使っていますパナソニックのミラーレス一眼カメラ「DMC-GF2」を撮影に使っています。このカメラには動画撮影機能が搭載されていますが、今回はそれを使わず、本来の目的である静止画で撮影しています。
![](https://indy-muti.com/wp-content/uploads/2019/08/GF2-14mm-1.jpg)
製作中はGF2を首にぶら下げ、少し描いてはパチリと撮影し、また描くということを延々と繰り返しました。
独りで描きながらビデオを撮影していますと、どうしても制作に集中しにくくなります。その点、今回のやり方であれば、ある程度集中して描くことができます。
制作時間はおよそ2時間ほどですが、その間に【96枚】の静止画を撮影しています。あとはそれを編集して1本の動画に変換するだけです。タイトルと音楽をつけ、割りと短時間に完成させることができました。
もしよかったらご覧になってみてください (^O^)/