アリアンヌの背伸びした恋

レコーダーに録画したものの見ていなかった米国の古い映画を本コーナーで紹介することをしてきました。まだ残っている作品はいくつかありますが、今回は、すでに何度か見ている古い作品を取り上げます。

こちらも、オードリー・ヘプバーン19291993)が主演した『昼下がりの情事』1957)です。

原題は”Love in the Afternoon“で、Ariane, jeune fille russeという小説を原作としています。

原作の題名を訳すと『アリアン、ロシアの少女』となり、ドン・ファンと恋に落ちるのはロシアの少女になるようです。本作でも、私が好きなビリー・ワイルダー19062002)が監督をしています。

邦題は『昼下がりの情事』としていますが、日本で公開されたのは、米国と同じ1957年です。今だったら、”love”を「情事」とするでしょうかね。

内容を知らない人が題名だけ見たら、どんなイメージを持つでしょう。暇を持て余した有閑(ゆうかん)マダムをヘプバーンが演じている、と思ってしまう(?)かもしれません。

モニター会見の岸田首相ゾンビに変化(へんげ)

人は見た目がすべてではありません。が、見た目が評価の一部になることも確かです。

そのことを考えますと、昨日行われた岸田文雄首相(1957~)のリモートぶら下がり会見は、配慮がなさ過ぎたというよりほかりません。

私は普段はテレビのニュース番組は見ません。しかし、昨日の午後に岸田首相が記者会見をするらしい話を知り、何気なくテレビのスイッチを入れました。

新コロ茶番騒動に対する日本政府の対応に変化が現れ、岸田首相がどのように話すか確かめたい気持ちがあったからです。

その話より何より、テレビに映った首相を一目見て、その映像の酷さに呆れました。