本日、Yahoo!ニュースで次の記事を見つけました。
本記事は池上彰氏(1950~)を「ジャーナリスト」としていますが、本当にジャーナリストでしょうか。池上氏はNHK出身で、NHK時代に子供向けのニュース番組「週刊こどもニュース」で父親役を担当したことで人気を博し、知名度も上がりました。
そのことで池上氏は「ブランド化」され、今日に至っている印象です。
個人的には、池上氏は、基本的には権力側に寄り添い、当たり障りのない発言をする人という印象です。
そのことが、70年前から性加害を繰り返したジャニー喜多川(1931~2019)の問題への対応でも明らかです。
真のジャーナリストであれば、ジャニー喜多川が芸能界に関るようになってからでも半世紀ほどになり、その間に、数百人に自らの性欲を満たすための性加害を繰り返していたのですから、それを知らなかったはずはありません。
本当に知らなかったのであれば、極めて感度の低いジャーナリストもどきといわざるを得ません。
ジャニー喜多川の悪事は、池上氏の耳にも入っていたはずです。しかし、彼の基本姿勢は権力側に寄り添うため、見て見ぬふりをしてきたのでしょう。
それを、今になって弁解したのが本記事です。
このような姿勢は池上氏に限った話ではありません。
彼は何かの週刊誌に、毒舌をコラム形式にまとめたコーナーを持ち、それが長年続いているはずです。彼も権力には決して立ち向かわない人で、芸能界のことは隅から隅まで知っていたはずですが、彼が表立って、これを問題にしたのは見聞きしたことがありません。
池上氏やビートたけしは、何かが起こると意見を寄せたりしますが、結局のところ、その意見のようなものは、マスメディアに利用されているだけでしょう。
高校野球の選抜大会初日の開幕試合だったと記憶しますが、結果的には優勝した山梨学院と対戦した東北高校の先頭打者が、遊撃手のエラーで出塁した際、一塁上でおどけたジェスチャーをし、それを塁審から注意されることがありました。
そのことについて、青山学院大学の原晋駅伝監督(1967~)が高野連を批判するようにコメントをしたことを思い出します。
そのことは本コーナーで取り上げましたが、その中で私は、原氏がマスメディアに利用されたと書きました。
マスメディアというのは、建前上は、客観的に報じることを求められています。インターネット上のSNSだったら、好き勝手なことを主観で書けますが、マスメディアの記者は、記事の中に自分の考えを書くことができません。
それでも、自分の考えを反映させたいと考える時、記者が利用するのが、記事に沿った専門家や識者と呼ばれるような人です。
記者は、そのような人の発言をチェックするか、その人に取材して、こちらが思っているようなことをその人にいわせ、それを記事に沿え、記者の考えを記事に反映させます。
識者の方でも、自分がしゃべったことが記事になるかもしれないと考えれば、池上氏のように、当たり障りのないいい方になることが多くなるでしょう。
このように見ると、識者とマスメディアは「もたれ合いの関係」になり、双方が双方を利用するような関係が築かれます。それが進むと、その人はその分野の「権威」に祭り上げられたりします。
そういう意味では、池上氏も権威を持つひとりだといえましょう。
権威になったらなったで、その立場を手放したくないと考えれば、どうしても保身に走り、問題点を認識しても、無視を決め込むようなことをします。
本更新で取り上げた池上氏やビートたけしなどが、ジャニー喜多川の悪事を知らないわけがありません。しかし、それを表立って問題視すると、芸能界に多大な影響力を有するジャニー喜多川を怒らせることになり、自分の仕事に不利益を被ることになるかもしれず、良いことがありません。
それを考え、悪事を見逃し、自分の身を守る道を選ぶというわけです。
このような態度はほかの無数の識者にも共通し、マスメディア自体が、半世紀の間、同じ対応を採ってきたことで、ジャニー喜多川の被害者が数百人にも達することになってしまったことになります。
今回取り上げた記事の中で、池上氏が「深く考えられてはいなかったなという反省がありますね」と殊勝らしく述べていますが、結局のところ、ご自分の立場を守ることを優先し、考えることを自ら放棄していたのでしょう。
新コロ騒動と、存在が証明されていない新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)による夥(おびただ)しい数の被害者が出ている「戦争状態」について、声を挙げなけらばならない立場にいる人、マスメディアが、まったく声を挙げないばかりか、「戦争行為」に協力している事実があります。
それがあとになって明らかになったとき、たとえば池上氏は、「深く考えられてはいなかったなという反省がありますね」と自己弁護するつもりなのでしょうか。
この「戦争」は今も続いています。今から考えることができます。すぐにでも深く考え、おかしな点に気がついたら、いち早く、世の中にご自分の考えを発信し、採るべき道を示してみてください。
あとになって「深く反省」されても困ります。今こうしている間にも、似非ワクチンを接種したことで命を落とした人がいて、その人に近い人が悲嘆に暮れ、今後の生活にも困っています。
亡くならないまでも、接種したことで重篤な副作用や、軽微な副作用でも苦しんでいる人が数えきれないほどいます。
似非ワクチンの接種が始まってから、日本を含む世界で、超過死亡率が急上昇しています。
普通なら、どうしてそれが急増しているのか、政府は懸命に調査をするでしょう。ところが、奇妙なほど、国も専門家もマスメディアも、そして識者も、この現実をまったく見ようとしていません。
普通なら、マスメディアで仕事をする記者が、この問題について、たとえば池上氏のところへ取材に行き、考えを訊いて、それを記事にしたりすべきところ、双方が「もたれ合う」ように何もせずにいます。
15日の「終戦の日」を前に、マスメディアは「二度と戦争は起こすまい」といった論調の記事を量産しています。その忌み嫌われるべき「戦争」が今、日本でも起こされており、自国民がその犠牲になっている現実があるのです。
「気がつかなった」とはいわせません。素人の私でも、騒動が始まった頃からそれに気づいています。それだから、本コーナーで、その危機について繰り返し書いているのです。
どうするジャーナリスト? 識者? マスメディア? 専門家? 政治家?
この番組のスポンサーを調べてみました。今年7月から9月の番組スポンサーは次のとおりです。
Panasonic、日清食品、Sony Music、ニトリ、大塚製薬、KINCHO、タマホーム、UNIVERSAL MUSIC GROUP、avex trax