九州など西日本は、強い雨が続いているところがあり、災害が発生しています。
一方、関東地方は、梅雨明けしたあとのように、夏の高気圧に覆われ、連日晴れて強い陽射しが照り付け、真夏でもなかなかないような猛烈な暑さとなっています。
高気圧が関東周辺に盛り上がっていることで、梅雨前線が西日本の日本海側などに停滞し続けているのでしょう。
関東南部の当地は、昨日も一日晴れて、気温が急上昇しました。
私は昼頃に用事があって自転車で走りました。陽がじりじりと照り付け、信号の周りに木陰があれば、信号が青になるまでそこで待ちました。それでも、道路からの照り返しは避けようがありません。
救われたのは、風が吹いていたことです。走っているときはこの風を受け、気温が高くても、比較的気持ちよく走れました。
午後、一段落して庭へ出ると、空にダイナミックな積乱雲が空が浮かんでいることに気がつき、写真と動画を撮りました。
使ったカメラは、ソニーのミラーレス一眼カメラ(ミラーレス)のα7 IIです。
録画モードは、ソニーのS-Log2ガンマを選びました。
Log撮影の場合、私のミレーレスの最低ISO感度はISO1600になってしまい、シャッター速度も、24フレームレートの場合は1/50秒を選ばざるを得なくなります。
このため、レンズのF値を絞っても絞り切れず、ケンコーの可変式NDフィルターをつけ、ちょうど良い露出を得ています。F値はf/8.0にしました。
全部で5カットほど撮影しましたが、そのうちの2カットを選び、動画にしています。
動画の編集にはBlackMagic DesignのDaVinci Resolve Studioを使っています。
明暗のダイナミックレンジを広くとり、ホワイトバランスなどを微調整しています。また、グロー効果を少しだけかけ、光っている部部分の強調をしてみました。
昨日、関東平野部は一日晴れたところが多くなりましたが、ところどころで積乱雲が発達し、その雲の下では、短時間に強い雨が降ったりした模様です。
空の雲を見ていると、そんなに遠くにある雲には見えません。しかし、空に浮かぶ雲は巨大で、遠くにあっても、近くにあるように見えます。
本動画に写っている雲も、実際には数十キロ離れた地点に発生し、雲の下では激しい雨が降り、雷鳴が轟いたりしたかもしれません。
遠くから見ている分には、ダイナミックで飽きませんが、雲の下に入ったところは、早く上空の雲が遠ざかってくれることを願ったでしょう。
この先の予報を見ると、来週は関東も曇りや雨の日がある予報です。7月の終盤になって梅雨らしい天候が戻り、それが明ける8月は、また晴れて、猛暑となるのでしょう。