ボンクラな国の未来は暗い

広島で行われたG7サミットの拡大会合に出席するため来日したブラジルのルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領(1945~)が、記者会見でウクライナを支援する米国のジョー・バイデン大統領(1942~)を批判したとの報道を知り、素晴らしいと感じました。

この記事に対して、どのようなコメントが寄せられているかは確認していません。世界情勢がわからないか、日本のマスメディアが報じていることだけを信じている能天気な人は、ルーラ大統領の真意を取り違え、批判するコメントを寄せている(?)でしょう。

私がルーラ大統領の見識を称賛するのは、正しい認識を持つだけでなく、ご自分の見識を、臆することなく、堂々と述べておられることです。

ルーラ大統領が述べられたように、今のウクライナ紛争は、米国の軍産複合体を含めたグローバル勢力が、ロシアを弱体化する目的で、ウクライナを利用しているだけです。

今回のG7に合わせ、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(1978~)が来日したことを、日本のマスメディアは歓迎を込めて報道しました。私はそれがあまりにも馬鹿げているため、新聞に眼を通すのが馬鹿らしくなりました。

ゼレンスキー大統領は、上で書いたグローバル勢力の操り人形です。しかも強欲です。西側の諸国から同国に援助された資金のどの程度かはわかりませんが、必ずや彼と側近が自分の懐に入れています。

彼は、新コロ騒動を長引かせたい勢力と同じです。騒動が終わってしまっては、自分の懐に金が入って来なくなるからです。

彼の顔を見てください。ゼレンスキーの顔には、ゼニスキー(銭好き)と書いてありますよ。

馬鹿々々しいので記事はまったく読んでいませんが、今日の朝日新聞一面に「『戦争なくさねば』被爆地で ゼレンスキーし、会見し訴え」と見出しをつけた記事があります。

それを真に受けて資金を同国に提供する日本政府は頭がイカレテいます。裏の事情を知った上でそれをしているのであれば、日本国民を馬鹿にしています。

ゼレンスキーが早く戦争をなくしたいのであれば、今日、明日にも和平交渉の開催を申し出たらいいでしょう。それをするつもりは彼にはありません。

理由は、上で書いたように、紛争が終わってしまったら、自分の懐に金が入って来なくなるからです。彼は、金のためなら、自分の国の国民がどうなろうと知ったことではないのです。

それにしても、日本政府はいつまで弱気の態度でいるのですか。世界で唯一の被爆国である日本が、今回のサミット開催地を被爆地に広島にしました。

このサミットには、広島に原爆を投下した米国の大統領が参加しています。岸田文雄首相(1957~)は、バイデン大統領とふたりで被爆地を訪れ、日本がどれほどの苦しみを味わったか、とことんいい聞かせることもできたでしょう。

しかし、そんなことを岸田首相がしたことは報じられていません。その代わりに、媚びを売るように、バイデン大統領と握手する写真は見ました。

それでいて、自民党は憲法改正を目指しているんですよね?

日本国民を馬鹿にするのもいい加減にしてください。原爆を投下した米国に文句のひとつもいえず、いつまでたっても媚びへつらい、米国との軍事協定に縛られたまま、憲法だけ改正しても意味がないでしょう。

その一方で、ブラジルのルーラ大統領は、G7の首脳が集まった広島で、ウクライナを利用する米政府を批判しています。また、その批判の内容に間違いはありません。

今日のどれかの新聞に、サミットを終え、岸田政権の支持率が上がったとありました。所詮は日本国民はこの程度の国民なのですかね。

何にもわかっていません。わかっていないから、いつまでたっても、本質が見えず、権力を批判的に見ることもできないのです。

もっとも、こんなボンクラな国民だから、どうしようもない自民党政権がこんなに長く続いているのでしょう。

ボンクラな政府とボンクラなマスメディア、そして、ボンクラな国民では、この国の未来は暗いですね。

今も書いた朝日の一面の記事には、原爆死没者慰霊碑に献花をしたというゼレンスキー大統領が岸田首相の隣りに映った写真があります。

彼は普段着です。礼を尽くすのであれば、正装するのが礼儀というものではありませんか? 彼は形ばかりのセレモニーをしただけでしょう。

内心では、これで日本から多額の援助金をふんだくれる、とほくほくしているでしょうよ。

「ウクライナ頑張れ」などと頓珍漢な考えを持つ人は、ルーラ大統領が記者会見で述べた次の指摘を心に刻んでください。

和平は頭を冷やして交渉することで達成できる

昨年10月末にあったブラジルの大統領選挙で、ルーラ氏が当選し、大統領になりました。

前大統領のジャイール・ボルソナーロ氏(1955~)は、新コロ騒動に抵抗していました。

そのボルソナーロ氏にルーラ氏が大接戦の末に勝ち、大統領になりました。選挙に不正があったことが疑われました。本当にあったのかはわかりません。

ボルソナーロ氏が大統領から追いやられたことで、私はルーラ氏があちら側の人間だと思っていました。

そのルーラ大統領が米国を批判したと聞き、正直、驚きました。そうした思いがあったため、今回のルーラ大統領の発言を嬉しく思ったのでしょう。

先の大戦では、「鬼畜米英」の意識を刷り込まれ、一億の国民が戦争に利用されました。今は、「鬼畜中露」の意識が、安倍晋三氏(19542022)を支持したカルト右翼を中心に、見られます。

世界的な問題が起きますと、根拠のあるなしに関係なく、その二国を悪者にします。

そのロシアがウクライナと紛争を起こしているわけで、そういう感がを持つ人は、条件反射のように、ロシアが憎くて仕方がない(?)のでしょう。

カルト右翼が刷り込まれた「鬼畜中露」は、もしかしたら、安倍氏がそれに強く関わった統一教会から来ているのではありませんか? この宗教団体は、国際勝共連合という政治団体を持ちます。

団体名からもわかるように、共産主義を敵視しています。ただ、それがどこまで思想に裏打ちされているかはわかりません。カルト的に右翼思想になびく人を取り込む材料として、利用されているだけ(?)かもしれません。

安倍氏も亡くなったことですので、ブラジルのルーラ大統領が述べたように、一度頭を冷やし、視野を広げてごらんになったらいかがかと思います。

今は時代の転換期なのかもしれません。ブラジルを含むいわゆる「第三世界」が急速に力をつけています。それが良い意味で発展してくれることを私は願っています。

G7が力を持つ今の世界よりも、良い世界になるように考えるからです。アフリカが力をつけてくるともっと世界は変わるでしょう。

日本は、第三世界と仲良くする方が、国民にとっても幸せです。

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