禁忌の連歌の1作目を1年ぶりに

昨年後半から十日ほど前まで、アーサー・コナン・ドイル18591930)の『シャーロック・ホームズシリーズ』に浸る時間を過ごしました。そしてその都度、読んだ作品について本コーナーで取り上げることをしました。

理由は、その期間、Amazonの電子書籍版のサービスであるKindle Unlimitedが無料で利用できる権利を得ていたからです。通常は月額980円かかるところ、それが無料だったのです。

このサービスを利用すると、該当する書籍であれば、追加料金なしに何冊でも好きなだけ読むことができます。それを、シャーロック・ホームズ物を読むことにあてたのです。

コナン・ドイルのシャーロック・ホームズ物を、何度目かですべて読んでしまったあと、松本清張19091992)の長編小説を読んだことを本コーナーで書きました。『黒革の手帖』という作品です。

それを読み、本コーナーで取り上げたあと、次に何を読むか考えました。何も読まずにはいられないたちだからです。

ヒントは、『黒革の手帖』について書かれたネットの事典ウィキペディアにありました。

悪女が主人公 清張の『黒革の手帖』

久しぶりで、松本清張19091992)の小説を読みました。読んだのは、上下巻からなる『黒革の手帖』です。

これを読み始めるまで、昨年から長いこと、アーサー・コナン・ドイル18591930)の『シャーロック・ホームズシリーズ』ばかり読みました。

いずれも、Amazonの電子書籍版で読んだわけですが、その期間、対象作品であれば、追加料金なしに何冊でも読めるKindle Unlimitedの権利を得ていました。それを利用し、ホームズ物をすべて、何度目かで読むことをしたのです。

ホームズ物の短編集の5冊目になる『シャーロック・ホームズの事件簿』だけは、Kindle Unlimitedで読める本がなかったので、購入して読ました。

そのようにして、ホームズ物を読み終えたあと、何も読む物がなくなったと思っていたら、以前、清張の『黒革の手帖』の上下合本版を購入してあったことに気がつきました。

それを購入したあと、ホームズ物に移ってしまったこともあり、清張の作品があと回しになり、そのまま読むのを忘れていたのでした。

ホームズと寅さんの共通点

山田洋次監督(1931~)の『男はつらいよ』シリーズの主人公である車寅次郎と、アーサー・コナン・ドイル18591930)の『シャーロック・ホームズシリーズ』の主人公、シャーロック・ホームズには共通点があります。

それは何だと思いますか?

このふたりが共通すると書いたものを私は見たことがありません。私が見落としているだけでないとすれば、こんなことを指摘する人はほかにいないことになりそうです。

私が考える、ふたりに共通すのは「遊民的」であることです。

ふたりとも生業(なりわい)を持ちます。寅さんは「的屋(てきや)」です。ホームズはいわずと知れた「探偵」です。

寅さんとホームズを比較すると、寅さんのほうが現実的かもしれません。

猛獣使いの悲劇

このところずっと、アーサー・コナン・ドイル18591930)の『シャーロック・ホームズシリーズ』をAmazonの電子書籍版で読むことを続けてきました。

きっかけは、昨年に、Kindle Unlimitedを無料で3カ月間利用できる権利を得たことです。このサービスを使えば、該当する書籍を何冊でも好きなだけ、追加料金なしに、つまり、無料で読むことができます。

通常は月額980円のところ、3カ月無料で利用できるのですから、利用しない手はありません。これに加えて、この利用期間に電子書籍の端末を新調したことで、無料の本サービス期間が伸びました。

Amazon Kindle 第12世代

村上原作の希薄な短編ドラマ始まる

昨日の夜10時から、NHK総合で土曜ドラマが放送されました。

土曜ドラマと聞いて思い出すドラマがあります。昔、その時間枠で放送された山田太一19342023)原作・脚本の『男たちの旅路』です。私はそれが放送されるたび、熱心に見たものです。

男たちの旅路

今はテレビドラマを見ることがなくなりました。見るとしても、英米の昔のドラマぐらいです。NHKの土曜ドラマにも興味は持てません。

しかし、今回ばかりは関心を持ちました。きっかけは、昨日の朝日新聞テレビ欄で、毎日一番組を紹介する「試写室」が、NHK土曜ドラマ枠で放送が始まるドラマを取り上げたことです。

大学に入るまで神戸で過ごした村上春樹1949~)が、阪神淡路大震災が起きたあと書いた短編集から、4作品をオムニバス形式で4つのドラマにしたということです。

黄色い顔に見た

私が今、Amazonの電子書籍版で適用されるKindle Unlimitedというサービスを利用していることを本コーナーで書きました。

本サービスは、図書館で本を借りるような感覚です。公立図書館で本を借りる限り料金は発生しません。Kindle Unlimitedも、それに対応した書籍であれば、何冊読んでも料金はかかりません。

その代わり、本サービスを利用するにために、サービス利用料として月額980円収める必要があります。

私は本サービスを無料で利用できる権利を得ています。その期間が来月上旬で切れます。それまでに、読めるだけ読んでおこうと、今回は、アーサー・コナン・ドイル18591930)のシャーロック・ホームズシリーズだけをその時間にあててきました。

本作は英語で書かれており、日本語に翻訳された版が何種類もあります。

ホームズ物は長編が4作品ありますが、今回のKindle Unlimited利用期間に、新訳版ですべて読みました。また、短編は全部で56作品あり、それらは次の5冊の短編集に分けて収録されています。

向田邦子が婦女暴行常習犯を捕まえた話

向田邦子19291981)という脚本家がいました。彼女が、旅先の外国で飛行機事故によって亡くなって今年で44年です。この分野に興味を持つ人でなければ、50代より下の世代はこの脚本家を知らないかもしれません。

「向田邦子の家時間」 自立した女性像として時代を超えて愛される脚本家・向田邦子の企画展始まる 鹿児島(2022.11.16)

彼女が書いた脚本はテレビドラマです。映画と違って、あとで見直すことが難しいです。そういう意味では、テレビドラマを中心に脚本を書く人は、あとで振り返ってもらう機会が少ないかもしれません。

私も向田が手掛けたテレビドラマはほとんど見ていませんね。

向田を取り上げてみようと思ったのは、朝日新聞土曜版で、原武史氏(1962~)が鉄道にまつわるエピソードを書く「歴史のダイヤグラム」の本日分で向田のエピソードを書いているからです。

答えを先延ばしする生き方は好きになれない

今、村上春樹1949~)のエッセイ集『職業としての小説家』2015)を読んでいるのではなく、耳で聴いています。

私は本エッセイをAmazonの電子書籍版で読み、本コーナーで取り上げたことがあったと思います。

それを今、Amazonが提供するオーディオブックのAudibleで聴いているというわけです。本サービスは月額1500円です。それを、月額99円で利用できる権利を得て利用しているのです。

小説は文字で読むほうが頭に入るように感じ、村上のエッセイを愉しんでいます。

村上が書くエッセイは、小説と違い、彼の素直な気持ちがそのまま表現されているように感じ、読みやすく、聴きやすいです。

ただ、今回は、それを朗読する人の癖が加わっているからか、自慢話が多いように感じることが少なくありません。

なお、本作品を朗読しているのは小澤征悦1974~)です。私は小沢が出演する映画やドラマを見たことがありません。それだから、声を聴いていても、彼の姿とは結び付きません。

村上は、小説という世界は、ほかの表現分野の人に比べ、寛容であるとしています。すでに小説家になっている人も、新しい人が小説を書くといえば、拒むようなことはせず、どうぞどうぞと喜んで招き入れると書きます。

魔犬に翻弄される人々

今年になってすぐ、Amazonの電子書籍端末を購入して使い始めたことを本コーナーで何回かにわたって書きました。

Amazon Kindle 第12世代

その端末を使い、アーサー・コナン・ドイル18591930)のシャーロック・ホームズシリーズ18871927)を読んでいます。本シリーズをドイルは、1887年から1927年まで、途中の空白期間を含め、40年にわたって書いています。

全部で60編になりますが、短編が56編で、長編は4編のみです。

私が今本シリーズを読むのに利用しているのがAmazonのKindle Unlimitedというサービスです。本サービスを使うと、該当する書籍であれば、追加料金なしで何冊でも読むことができます。

通常は月額980円かかるところ、4月はじめまで無料で利用できる権利を得、それを利用しているところです。

私はホームズ物の長編をすべて読むつもりで、発表順に3編を読み終え、昨日から4編目の『恐怖の谷』1914)に入りました。百年以上前に書かれた作品ですが、とても読みやすく、楽しめます。

スカーレットは緋色

年が明けて間もない3日の夕方、AmazonのPrime Videoで、アーサー・コナン・ドイル18591930)のシャーロック・ホームズシリーズ18871927)を原作とした映画『シャーロックホームズ死の真珠』を見ました。

内容は、ホームズシリーズの短編のひとつ『六つのナポレオン』1904)を基とするものでした。

ドイルが残したホームズシリーズは、大半が短編小説で、その数は56もあります。いずれも雑誌に連載されたものです。ホームズ物には長編小説があります。発表順に次の四編です。

私がホームズ物に接するようになったのは2023年2月です。当時、NHK BSで、原作のテレビドラマが始まりました。それ以前に、私はホームズ物の原作とドラマを見たことがありませんでした。

ドラマを一度見て面白さにハマり、ドラマは録画してすべて見ました。また、それと並行して、ドイルの原作にも接しています。