新Kindle端末が新年の遅い目覚め

前回の更新で、アーサー・コナン・ドイル18591930)のシャーロック・ホームズシリーズ18871927)の四編ある長編小説のうち、『緋色の研究』1887)を読んだことを書きました。

私は今は、紙の本を読むことは例外を除いてありません。ほぼすべてに近い本をAmazonの電子書籍版で読んでいます。

一度これに慣れたら、紙の本に印刷された活字は小さくて、読むのが困難に感じられます。

Amazonが電子書籍版の読書のために特化したKindle端末は、紙に印刷される活字と遜色がなく、違和感なく本に接することができます。今も紙の本を手に取っている人は、一度Amazonの電子書籍に接することをお勧めします。

私は電子書籍版で本を読むようになりましたが、Kindle以外の端末で読むことは基本的にありません。雑誌のような大型本の場合は、カラーで印刷されていることもあり、PCに入れたKindleアプリを使い、PCのモニタで目を通すようにしています。

Kindleを使わず、スマートフォンやタブレットPCで電子書籍に接している人もいるでしょう。それで不自由なく読めていればいいですが、電子書籍用に特化したKindleを使ってみれば、Kindle以外に選択肢がないことに気がつかれると思います。

Amazonの電子書籍利用者向けには、Kindle Unlimitedというサービスがあります。これは、月額980円払うことで、本サービスに該当する書籍を、追加料金なしで、好きなだけ読むことができるというものです。

これはちょうど、図書館で本を借りるような感覚です。

Amazonから出ている電子書籍がすべてこのサービスに該当するのであれば、Kindle Unlimitedを使ことで、本をいくらでも格安に読むことが叶います。

しかし、Kindle Unlimitedに対応する書籍は限られています。ですので、自分が読みたかった本がそれに該当していたら幸運だという感覚です。

コナン・ドイルの『緋色の研究』もそれに該当したため、このサービスを使って読みました。

3カ月前、私はKindle Unlimitedのサービスを3カ月間無料で利用できる権利を得ました。そのサービスが切れるところ、ある理由で、3カ月延長されたことを前回の更新で書きました。

それを得たのは、新年になってすぐ、最新版のKindle端末を購入したことによってです。

それを購入するまでに、私はKindle端末を3台持っていました。いずれもKindle Paperwhiteというモデルです。その中で最も新しいモデルが第11世代でした。

そして今回購入したのは、最新版のKindle Paperwhite 第12世代です。

今月3日から7日の期間、そのモデルが定価より18%安く手に入るセールが行われました。この機会をを利用し、手に入れることを決めました。

その際、Kindle Unlimitedを3カ月間無料で利用できる権利を選択したので、その権利も同時に得たというわけです。それを選ばないこともできますが、それを選ばない人は、どんな理由からでしょう。

こんな風にして、年明けに合わせ、最新版のKindle端末が届けられました。が、届いてから3日目になる本日の早朝まで、使えない状態にありました。

新しいKindle端末が届いたら、ネットに接続するためのWi-Fiを設定し、あとは、Amazonへログインするためのメールアドレスとパスワードを入力するだけです。

ところが今回、それを入力しても、認証されない障害が発生してしまったのです。

同じようなことは昨年5月にも私は経験しています。そのときは、他の端末と同期ができなかったことで、端末を初期化し、改めてログインしようと思ったら、認証が受け付けられないことが起きました。原因は最後までわかりませんでした。

そのときは、その端末を使わずに3カ月が過ぎた頃、ダメもとで試したら、簡単に認証されたため、認証された私自身が驚きました。

その経験をしていたので、そのうちにログインできるようになるだろうとは考えていました。しかし、そのうちがいつになるのかわかりません。そこで今回は、翌日の早朝、Amazonのサポートセンターに電話をしました。Amazonの電話サポートは24時間受け付けているようです。

私がサポートセンターに電話したのが早朝だったためか、電話に出たのは男性でした。簡単に症状を説明すると、その係の人間に電話を替わるといわれ、次に電話に出たのも男性でした。

そのあと、少し待つようにいわれ、待ちました。しかし、なかなか電話の向こうから声が聴こえてきません。何かしら、機械的な音は聞こえました。そのうち、電話からツーツーと音がし、電話が切られたことがわかりました。

電話がつながっていたとしても、相手も何をしていいかわからず、すぐに障害が解決されることはなかったでしょう。私は諦めて、自分で、何度もログインを試しました。

そのたびに、認証の途中で止まり、そこから先へは進まず、再び、ログインのためのメールアドレスとパスワードを入力するよう求められることがエンドレスに続きました。

この3日ほどで、同じことを何度したかわかりません。少なく見積もっても50回は下らないでしょう。

そして今朝早く、何十回目かの認証を試したところ、あっけなく認証が通ったのでした。いつかは認証されるだろうとは思っていましたが、3日目にしてそれが現実のものとなりました。

これで、最新のKindle端末で電子書籍を好きなだけ読むことができます。

今は、自分の端末に自分が購入した本をダウンロードしているところです。現時点で、500冊ほどが登録されています。

短いようで長い3日でした。

最新のKindle端末が問題なく使えることがわかったら、私にはほかにすることがあります。それは、残りの3台のうち、2台を下取りに出すことです。

下取り価格を調べると、一番古い1台(第6世代)を除いた2台は、うまくいけば、2台で14000円ほどの下取り価格になるのではと見積もっています。

本日の豆査定
2台のKindle Paperwhiteを買い取ってもらいました。事前には2台で14000ぐらいになればいいと考えていました。結果は7800円でした。予想の55%ぐらいです。使わずに手元に置くよりも、少しでも現金に換えられれば、何らかの足しになります。買い取ってもらったKindle端末が誰かに使ってもらえれば一石二鳥です。

新年のセールを利用したことで、定価より5000円安く購入できました。と同時に、Kindle Unlimitedを3カ月間利用できる権利を得たので、2940円分が浮きます。

これに加えて14000円が戻れば、定価27980円のKindle端末を6000円ほどで入手できたのと同じ計算になります。

上で書いているように、下取りの結果は7800円でしたので、Kindle最新版は11240円で手に入った計算に落ち着きました。

ただ、下取りは、実際に下取りしてもらうまではこちらの甘い見積もりです。結果が出るまでは、捕らぬ狸の皮算用となりかねません。

ともあれ、これで、新年の到来とともに、新しいKindle端末で読書ができるようになり、気分はすこぶる良好です。

Amazon Kindle 第12世代

良い一年になりそうな気がしないでもありません。

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