世の中のどんなことにも確かで豊富な知識を持つ人がいるでしょう。一方、 私は、毎日せっせと知識を仕入れているつもりですが、元々の知識量が少ないため、知らないことばかりです。また、せっかく仕入れた知識も、そのあとに変更されたことに気づかずにいますと、知っていると思っている知識は古い知識や事実と違う知識になってしまいます。
そんなこんなで、本コーナーの前回分で書いたことを早速訂正しなければならなくなりました。「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)」に関することです。
そもそも、私がGPIFという組織を意識するようになったのはつい最近のことです。日本の株式市場は、昨年末から荒れ模様の展開にありました。それが、先週あたりから急に強い値動きになりました。それで、「誰が日本株をこんなに買い上げてくれているのだ?」と不思議に思っていましたが、それがGPIFであることがわかりました。