いい加減な専門家もどきのいい加減な助言

「呆れてものがいえない」とはこのことでしょう。

昨日の朝日新聞に「『第9波の可能性』尾身氏が首相面会」と題した記事が載っています。

新コロウイルス対策分科会の会長を務めていた尾身茂氏(1949~)が、26日、岸田文雄首相(1957~)に面会し、新コロウイルスの感染状況や今後の見通しについて意見交換したことを伝える記事です。

【新型コロナ】尾身氏「第9波が始まっている可能性」 感染者…緩やかな増加傾向

何度も書きますが、本騒動の大前提である新コロウイルスは未だに誰も存在を証明できていません。存在が証明されていないものによる「感染」はどのように確認しているのでしょうか。

PCR検査だと答えると思いますが、これを使っても、ないものの証明はできません。この検査はインチキなもので、何に対して陽性と判断しているのかもわかりません。

このインチキ検査結果を基に、尾身氏が岸田首相に「全国的に微増傾向にあり、第9波が始まっている可能性がある」と助言したのであれば、助言の言葉が正しくありません。

「おかしい」ことを「おかしい」という人の声を塞ぐのは誰?

ジャニーズ事務所ジャニー喜多川社長(19312019)が、ほぼ半世紀という、気が遠くなるほど長い年月にわたり、自分の事務所の若い男性タレントを、自分の性癖を満たすための「性的なおもちゃ」にしていたことが、英国の英国放送協会(BBC)が報じたことで、ようやく明るみに出ました。

この事例には側面がふたつあります。ひとつは、いわずもがなで、自分の事務所の男性タレントを性的に弄んでいた卑劣な行為です。

そしてもうひとつは、それが半世紀も前から様々に指摘されながら、「ないこと」にしていたマスメディアの卑劣な態度です。

インターネットが普及するにつれ、世の中の不正を、一般個人が問題視し、個人の裁量で発信できる環境ができました。

ネットの動画共有サイトのYouTubeで、マスメディアが扱わないような事例を取り上げ、配信する個人がいます。そのひとりだったのが、逮捕されて起訴された、「ガーシー」こと東谷義和氏(1971~)であったといえましょう。