日本人の死亡率増加の原因は?

本日の朝日新聞に次の記事が載りました。

ほぼ同じ内容を伝える時事通信社の記事がYahoo!ニュースにあります。

いずれも、このほど、国立がん研究センターの研究グループが発表した内容を伝える記事です。

死亡率を扱うものなので、私は超過死亡率のことだと思いましたが、時事通信社の記事には「年齢調整死亡率」とあります。私はよくわからないのですが、ふたつの死亡率で現れる死亡率には違いが出るものなのでしょうか。

朝日の記事を見ていくと、2021年の日本人全体の死亡率は、前年と比べて2.2%も増加したとあります。

この死亡率は右肩下がりの傾向が長く続いていたそうですが、それが2021年は、東日本大震災があった2011年以来、10年ぶりに増加したそうです。

ちなみに、東日本大震災があった年は、1.4%増ということですから、どんな理由からか、2021年の2.2%増がいかに高い率であるかがわかります。

男性が2.1%増、女性が2.2%ですから、性別でほぼ差がないことがわかります。

記事の後半に書かれていることも国立がん研究センターの研究部グープが発表した内容をそのまま伝えるものかどうかは、朝日の記事を読んだだけでは判然としません。

そこに書かれているのは、東日本大震災があった年以来11年ぶりに死亡率が増加した原因についてです。

記事は次のように書いています。

21年は、新型コロナの感染者が149万人で、前年の23万人から大幅に増え、死因別の死亡率にも影響が見られた。

個人がブログ記事を書くのと違い、新聞が記事にするのですから、よく精査する必要があります。2021年は、日本で新コロウイルスの感染者が、前年の23万人から大幅に多い149万人としていますが、これは事実ですか?

国や専門家、マスメディアが「感染者」とする根拠は、そのウイルスを発見するために設定されたことにされているPCR検査を受けた人から見つかったPCR陽性者の数です。

今では、この検査では、正しいことが何もわからないことがわかっています。

新コロウイルスが存在するのが当たり前とされていますが、そのウイルスの存在を証明した人は世界中にひとりもいません。私は、そのウイルスは存在しないと考えています。

それなのに、PCR検査で陽性になる人がいます。存在しないウイルスに陽性であることがわかる検査が、どれほどいい加減なものであるかが、このことからもわかります。

存在しないウイルスをインチキな検査で存在することにしたことが間違いです。これは間違ったというより、はじめからそのように「計画」されたものです。

人々を存在しないウイルスで怖がらせ、それに対抗するためのワクチン(似非ワクチン)を人々に受け入れさせるためです。

2021年に新コロ感染者が日本で149万人いたというのは、149万人という数字を、存在しないウイルスにインチキ検査によって装ったということです。

問題のウイルスが存在しないのであれば、それに「感染」することなどできないことになり、ましてや、何も「感染」していないのに、そのことで命を落とすことはありません。

それであるのに、2021年は、東日本大震災があった2011年の1.4%を上回る2.2%増の死亡率になっています。

このことを無視して、朝日の記事は次のように書いています。

新型コロナが前年比380%増で、老衰が9.3%増、心疾患が1.4%増だった。これらが死亡率引き上げの主要因となっていた。

新コロウイルスの存在は証明されていませんが、存在すると仮定しても、そのウイルスが老衰と心疾患の増加原因とする根拠は何でしょうか。関係ないのではありませんか。

本記事では意図して伏せられていることがあります。新コロ騒動が始まった2020年は、日本の超過死亡率が下がっていることです。

日本で似非ワクチンの接種が始まったのは2021年春で、2020年は似非ワクチンの接種が行われていません。似非ワクチンがなかったのに、超過死亡率が下がった原因は何でしょうか。

老衰と心疾患の増加に新コロウイルスが関係するのであれば、2020年にもそれらによる死亡率が増加していなければ辻褄が合いません。

ここまで回りくどく書きましたが、2021年に死亡率が増加したのは、その年に始まった似非ワクチン接種の結果というよりほかありません。それ以外に、それが起こった原因が見当たらないからです。

今回の調査を発表した研究グループは、次のように考えていることを時事通信の記事が伝えています。

22年も(死亡率が)増加したと見られ、21年が日本人の死亡率トレンドの変わり目となった可能性がある。

ここでも嘘をついています。トレンドは自然に変わったのではなく、似非ワクチンの接種がその変化を起こしているのです。似非ワクチンの接種が続く限り、日本人の死亡率が増加傾向になります。

それを多くの人に知られては困るので、トレンド云々の表現を使い、煙に巻いているのです。

真実を見極めて報じるのがマスメディアの責務です。そのマスメディアが、真実を覆うことに協力しています。

マスメディアというものは、昔から同じ性格を持っています。今に始まったことではありません。国民を、支配層の都合が良い方向へ導くため、マスメディアが使われています。

その傾向が、新コロ騒動が始まって以降、強まっているのを感じます。

そのことによって、それまではそんなことを考えもしなかった人々が、マスメディアの嘘に気がつく人が増加しています。この増加は、マスメディアには実に脅威でありましょう。

それがある沸点を超えたとき、マスメディアは崩壊するよりほかなくなります。その時は、遠い先ではありません。

私は昨日、用事があって電車で出かけました。車内でマスクをする人が主流となりました。マスクをしない人の数は、マスメディアを信用しない人の数とほぼ比例するでしょう。

マスメディアで働く人が電車に乗り、マスクをしない人が増えるのを自分の眼で確かめるたび、内心は震え慄(おのの)くのではありませんか?

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