米ウィスコンシンから発せられる警告と似非論文の対比

Yahoo!ニュースで昨日、次のニュースが目に入りました。

これは記事というわけではなく、勤務薬剤師の方が書いたブログのようなものになりましょうか。しかも、ここで取り上げられている研究論文がワクチンの専門誌に載ったのが今年の2月7日ということですから、今になって明らかになったことというわけではありません。

書かれていることはのちほど取り上げるとして、私が気になったのは、その研究の対象にされたのが、米国のウィスコンシン州であることです。

新コロ騒動において、ウィスコンシン州に縁の深い人にピエール・コリー博士がいます。このコリー博士が所属するのがウィスコンシン州です。

大多数の専門家や医療従事者が新コロ騒動における非科学的な判断に従う中、コリー博士はご自分の信念に基づいて活動されてきた人のおひとりです。

コリー博士は、新コロ騒動においては、イベルメクチンの有効性に着目し、それを広く勧めてきたそうです。

本騒動を操る側にとってコリー博士は目の上のたん瘤(こぶ)的存在だったでしょう。そのように考える勢力は、コリー博士を「彼は陰謀論者だ」「彼は誤情報を広めている」と叩き、葬り去ろうとしてきました。

このコリー博士の医師免許停止を迫るような行動に出ていることを伝える動画が、昨日、ネットの動画共有サイトの「ニコニコ動画」に上がっていました。下に埋め込んだのがその動画です。

今年の8月上旬、米国の内科学会が、コリー博士の医師免許を停止するよう通達を出したそうです。米国の場合は州政府が医師免許の管理をしているらしく、内科学会が直接それを停止することはできないようです。

それでも、それを、コリー博士が所属するウィスコンシン州に迫ったことで、コリー博士が受けた圧迫は小さくないでしょう。

そうした中、コリー博士は、自分への迫害に対抗するように、今月11日、米国の大手一般紙である『USA トゥデイ』に意見記事を大々的に載せてもらっています。

この記事には、米国の経済雑誌『フォーブス』で記者をしていたメアリー・ベス・ファイファーという女性が、共同執筆の形で協力しています。

『フォーブス』も、新コロ騒動においては、騒動を起こした側に加担しています。これは私の想像ですが、ファイファー氏は自分が所属する社の方針に失望のようなものを感じ、社を去ったのでは、と考えます。

コリー博士とファイファー氏が共同で執筆した意見記事が取り上げたのは、新コロウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)が接種されるようになってから、世界中で超過死亡率が急上昇している「事実」です。

具体例として、各国の「アクチュアリー」が注目する数字を挙げています。アクチュアリーというのは聴き慣れませんが、保険会社においては、保険の掛け金と支払金のバランスを調整するための計算などをする専門職だそうです。

似非ワクチンの接種が始まって以降、あまりにも多くの人が亡くなるため、保険金の支払いが増える保険業界は、このままでは存続できなくなるのではと危機感を強めているようです。

保険会社が危機意識を持たざるを得ないほど、似非ワクチン接種の開始後、死者の数が増大しているということです。

米国の例で見ると、米国で似非ワクチンの接種が始まった(?)2022年10月から12月の3カ月間で、35歳から44歳の年齢層に属する人のうち、予想より34%多くの人が亡くなっているそうです。

動画ではほかに、英国とオーストラリアの例を取り上げていますが、超過死亡率が過去最悪のレベルにあることで共通しています。

これまでであれば、年齢が高くなるほど死亡する確率が高いところ、今は逆に、若年層ほど酷い死亡率になっているそうです。

コリー博士は記事の最後を次のように締めくくっているそうです。

この現象の原因をなぜ調査しないのか?

冒頭で紹介したYahoo!ニュースにあった文章は、2月7日と半年以上前の研究論文を例に、似非ワクチン接種と超過死亡率上昇の因果関係を否定しています。

その文章は、論文を執筆した人の次の結論で結んでいます。

死亡に対するワクチン接種の実質的な予防効果が認められた。

その結論が話にならないので、コリー博士は、原因を調査しろといってのです。

論文ではさまざまな「分析」をしているようですが、どれも意味がないように私は感じました。

まず、新コロウイルス感染症による死亡率を、新コロウイルス感染症以外の原因による死亡率で割ることで、感染症による超過死亡の確立を算出した、としていますが、新コロウイルスに「感染」とする前提が不確かです。

新コロウイルスに感染して死亡した、とする考えがそもそも正しくありません。何度でも書きますが、新コロウイルスとされるウイルスは、未だに、世界中の誰ひとり、存在を証明できた人はいません。

その存在が証明されていないのであれば、それに「感染」したことは確認の使用がないのではありませんか? ましてや、そのことで死亡した、と仮定することすらできません。

私は、新コロウイルスとやらで亡くなった人は、世界中にひとりもいないだろうと考えています。

ですから、上の計算で出てきた数字は、何の意味も持ちません。

その一方で、超過死亡率が異常に上昇しているのは「事実」です。コリー博士は、その原因を早急に調査しろと要求しているのです。

正常な判断力を持つのであれば、民間からこのような要求をされるよりずっと前に、国によって大々的な分析がなされてしかるべきです。国民の命が失われている「事実」は明白だからです。

強い殺傷能力を持つ兵器が自国民に使われ、それによって、国民の生命が奪われた事実があれば、国は最大限の力を結集し、兵器の有無と殺傷能力を徹底的に分析するでしょう。

同じことが今、一国単位ではなく、全世界で同時に起きているのです。しかも、不気味なことに、どの国の政府も専門家もマスメディアも、ビッグテックも、識者といわれるような人も、何の反応もしていません。

自分が生きている間に、こんなことが起こるとは、想像もできませんでした。

国を超えた大きな力を持つ勢力が、各国の政府を上から押さえつけ、それを実施させているのです。これは陰謀論でも何でもありません。「事実」です。

新コロ騒動とそれに続く似非ワクチン接種に重大な違和感を持つ人が、ネットを介して、そのことに警告を発しているのです。そのおひとりが、米国のウィスコンシン州にお住いのピエール・コリー博士であり、元『フォーブス』のメアリー・ベス・ファイファー氏です。

今回取り上げたYahoo!に上がった文章は、たまたまなのかもしれませんが、コリー博士が医師免許を持つ米国のウィスコンシン州で観察して導き出したという論文を取り上げています。

似非ワクチンの接種が始まるのと歩調を合わせるように、超過死亡率のかつてない上昇が、日本だけでなく、世界で起きています。これは数字が示す「事実」です。

それがなぜ起きたのか、原因を分析することは、国の責務です。

世の中を見回すと、こんな物凄く大変な起きているのに、そんなことはまるでないかのように、通常モードで回っています。それが私には、ただただ不気味です。

本来であれば、夏の高校野球をやって、勝ち負けを云々するような状況ではありません。

新聞のテレビ欄で各局の番組を確認し、能天気な番組ばかりが並んでいることに、慄然とするよりほかありません。

陰謀論でもなんでもなく、国を超えた勢力が、人類の命を日々奪っています。

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