今月6日の更新で、Amazonの電子書籍用端末のKindleがまた使えるようになったことを書きました。
3カ月ほど使えなくなるきっかけは、私が使うほかのKindle2台と同期がされなくなり、元に戻そうとして、初期設定をしたことでした。
新しい機種が出るたびに追加購入し、それ以前に使っていた端末も手元に残してあるため、Kindleが現在は3台あります。ほかに、手放した端末もあるので、使った端末はもう1、2台多くなるかもしれません。
外に持ち出すのは古い端末にするなど、使い分けをしています
3台には、私が所有する電子書籍がダウンロードしてあります。どれかの端末で本を読み、別の端末で続きを読んだりします。
読みかけの本を開くと、別の端末で読んだ情報が開いた端末に送られ、「前回読んだ位置まで移動しますか?」といったようなアナウンスが現れ、アナウンスに従って適用すると、別の端末で続きを読むことができます。
これが、同期の機能です。
これが、私が使う最も新しいWhitepaper 第11世代の端末で機能しなくなり、不便に感じ、初期設定を試したのでした。
他の端末と同期されなかった理由に気がつきました。それについて、自分への備忘録も兼ねて書いておきます。
端末は、さまざまな機能が設定できるようになっています。
もっとも詳しい設定は、「すべての設定」→「端末オプション」→「詳細オプション」へと進むことでできます。
私が、「詳細オプション」にある「本のWhispersync」を「無効」にしてしまったことで、他の端末と同期されなくなってしまったのでした。
電子書籍には紙の本にはない機能がいくつもあります。その中に、「ハイライト」機能があります。
これは、その本を読んだ読者が、重要だと感じた部分に、線を引くように、印を入れておくことができます。これがハイライトで、他の読者が入れたハイライトが、それを入れた人数と共に表示されます。
私はそれが目障りに感じたため、この機能を無効にしてしまったのでした。
これを無効にすると、端末の使用データがAmazonのサーバに送信されなくなり、別の端末との読み進めた位置の同期など、一部の機能が実行できなくなる、と書かれています。
注意書きを読み、その機能を有効に戻しました。今は、他の端末と同期されるようになりました。
ちょっとした手違いから、不便な思いをしました。それが起きた原因がわかり、次に同じようなことが起きても、適切に対処できそうです。