日: 2023年12月4日
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油絵具をアラプリマで使って新境地
前回の本コーナーでは、レンブラント(1606~1669)の晩年の傑作、ユダヤの花嫁(1665)の男性部分頭部を、アクリル絵具で模写したことを書きました。
その中で、同じことを油絵具でやることを考えていると書きました。そうは書きつつも、内心では、油絵具でそれをするのは難しいだろう、と正直考えていました。
「案ずるより産むが易し」です。
私は、アクリル絵具で描いた翌日になる昨日(3日)、早速それを試しました。
油絵具を使って絵を描く人も、アラプリマで描く人はどれほどいるでしょうか? 私も昔から油絵具を使ってきましたが、これまで、アラプリマのように描いたことはありません。
理由は、アクリル絵具などと違い、油絵具は、濡れた絵具の上に新しい絵具をのせるのが、慣れないと難しいため、絵具を「泥沼」のようにしかねないと考えなくもなかったからです。
それでも、物は試しと、それを試しました。その結果、非常に得るものがありました。油絵具を使った表現方法に「新境地」を得た気分と書いても決して大げさにはなりません。