動画を撮るカメラの動き

私にはいろいろなことが習慣化された傾向があります。テレビ番組も、同じような番組を繰り返し見ます。

そのようにして欠かさず見ている番組のひとつに、毎週土曜日の夕方にNHK BSプレミアムで放送される英国のテレビドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」があります。

直近の9日に放送されたのはシリーズ33話目の「サセックスの吸血鬼」1924)です。

それを見ていて気がついたことをこれから書きます。文章を書き出す前に、本作の動画をご覧ください。

Jeremy Brett as Sherlock Holmes – The Last Vampyre [HD]

私がこれから書くことがわかりやすい場面から再生が始まるように設定してあります。ご覧になって、何か気がつかれたことはありまんか?

自分に適した動画設定が見つかった

このところ、私の関心は音にありました。

自分が使っている機材を使い、より良い音に収録したり、収録が終わった音声データを、より良い音になるような加工について、自分なりに考え、実践しました。

私は専門家ではないため、どこまでいっても、アマチュアの独りよがりにはちがいありません。それでも、個人が趣味で愉しむ分には、それでも良いと考えています。

音の扱い方を自分なりに把握できて来たことで、今度は、動画も、より良い動画が撮れるよう、自分なりに研究してみました。

撮りっぱなしの動画であれば、私が使うソニーのミラーレス一眼カメラのα7 IIの場合は、ピクチャープロファイル(PP)が1(PP1)のMovieガンマを使うのが手っ取り早いです。

ソニーのα7 IIにFE 24-240mm F3.5-6.3

しかし、PP1で撮った動画は、ビデオカメラで撮ったのより少し良い程度で、基本的にはどこまでいってもビデオチックな映像です。

このガンマはダイナミックレンジが狭いので、撮ったあとの色編集はできないと考えた方が良さそうです。

撮影後に色編集を考えれば、PP7のS-Log2ガンマがいいだろうと考えて、試験撮影してみるのですが、このガンマは、撮影そのものが難しくなります。