見て見ぬふりはマスメディアの専売特許?

若い男性タレントを数多く抱え、芸能界とマスメディアで極めて強い影響力を有する芸能事務所「ジャニーズ事務所」と、ジャニーズ事務所と呉越同舟状態にある日本のマスメディアの問題は、今の日本の悪しき状況を象徴しています。

マスメディアは今になってジャニーズ事務所を創業したジャニーズ喜多川19312019)が生前、芸能界でタレントとして働きたいのなら俺のいうことを聞け、と青少年に性加害行為をしていたことを問題視しています。

そんなマスメディアの報道に接するたびに、マスメディアのご都合主義には辟易させられます。

今の事態を生んだのは、今年の2月でしたか、英国の英国放送協会(BBC)で記者をするモビーン・アザー記者が取材し、BBCの番組で3月にドキュメンタリー番組を放送したことです。