うさぎ(谷山浩子)

リクエストカード(193)

バレンタインデー直前「温もりの音楽」で募集のパート宛てですが、他のパートでも、他の日でも構いませんので、よかったらかけてやってください。▼このテーマを聞き、私は谷山浩子さんをすぐに連想しました。谷山さんが作る曲はどれも温もりがあるように思います。また、彼女の歌声にも温もりが溢れています。そんな彼女の曲からこれを選びました。▼ここで歌われている“うさぎ”さんというのは、少女です(?)。うさぎの毛のように真っ白な靴を履いています。そして、手にはリボンをかけた包みをかかえています。彼女は、とある駅の改札口で誰かが現れるのをじっと待っています。でも、その誰かさんはなかなか現れず、不安になったのか、彼女の目には涙が溢れてきてしまいます。その目は、うさぎのように赤くなっていることでしょう。そんな彼女がそこにいることなど誰も気を留めず、人々は忙しそうに通り過ぎていきます。ひとりの少年がそんな彼女の存在に気がつきます。少年は少女に声を掛けることもできず、また、立ち去ることもできず、健気な“うさぎ”さんを心の中で励ましながら見守り続けるのでした。

番組で私のカードが紹介された部分の音声ファイル
(※私のカードを読んでくださっているのは山本由布子さんです)

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