博士の愛した数式 愛のテーマ(音楽:加古隆)

リクエストカード(169)

「家族」がテーマのパート宛てですが、それ以外でも結構ですのでよろしくお願いします。▼小川洋子さんの同名小説を映画化した邦画です。私はリバイバル上映されたときに観ました。厳密な意味では“家族映画”とは違うかな(´・ω・`)? という気もしないでもありませんが、まあ、よろしくです。▼主人公は元数学者の中年男(=寺尾聰)で、屋敷の離れにひとりで住んでいます。男は交通事故で脳を損傷した後遺症で記憶が80分間しか保(も)たず、毎日の生活が困難です。男の日常をサポートするため、家政婦(=深津絵里)が男の家に毎日通ってきます。その家政婦に対し、男は毎日初めて会うように挨拶をします。家政婦には小学生の息子がいて、男は少年を優しく迎え入れます。男は“数字の世界の住人”です(?)。男の感化を受けて育った少年は、中学の数学教師になります。加古隆さんの奏でるメロディが、作品を優しく包み込んでいます。▼私も数年前に脳を損傷しているため、この作品に出てくる“博士”が他人事とは思えなかったりします。私の記憶は博士よりも保ちますけれどねf(^_^)

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