デタラメが過ぎるも、やがて感心

レコーダーに録りっぱなしになっていた古い映画を見ては、本コーナーで紹介を続けてきましたが、昨日見たのは、1933(昭和8)年公開の作品です。

映画はずいぶん昔からあるように感じますが、意外と歴史は長くありません。百年前は、映画のほぼ黎明期になってしまいます。

ということで、1933年に作られた作品は、現代の作品とはかなり趣を異にします。もっとも、当時であっても、「真面目」に作られた作品もあるでしょうが、昨日見た作品は、「不真面目」に徹しています。

原題は”Duck Soup“で、鍋に生きたアヒルを何羽も入れ、下から火で炙る映像に、タイトルが表示されます。

陸(おか)に上がった水兵のミュージカル

ニューヨークを漢字でどう書くか知っていますか? 「紐育」と書いて「ニューヨーク」の意味になります。

こんな書き出しをしますと、本ページで何について書こうとしているか、勘のいい人で、古い映画を知る人であれば、気がつくかもしれません。

今回は、ミュージカル映画の『踊る大紐育』1949)を取り上げます。

このところずっと、昔のハリウッド映画について書いています。NHK BSプレミアムで放送された作品を、あとで見ようと録りため、それが溜まったので、時が経ってから見ることをする一環で本作を昨日見ました。

放送されたのは昨年3月12日です。

例によって、予備知識なく見始めました。

出演者がタイトルで紹介されます。その中に、フランク・シナトラ19151998)の名がありました。

本作は、”On the Town“(1944)というブロードウェイ・ミュージカルを下敷きとしたミュージカル映画です。3人の若い水兵が、24時間の時間制限で、ニューヨークの街を舞台に飛び回る設定の作品です。