あべこべの世界に生きる

私たちは今、「あべこべの世界」に生きています。空想の話ではなく、現実の話です。好むと好まざるとに拘わらず、有無をいわせず、この地球上に生きる人は、この世界で生きていくよりほかありません。

私がこのことに気がついたのは、ほんの少し前です。そのタイミングは、日本でも、例の新コロとされるウイルスのために作ったことになっているワクチンの接種が本格的になったときです。

私はほとんどテレビは見ません。中でも、ニュースやワイドショーは、一切見ることがありません。

ですので、テレビでどのように伝えられているかは知りません。新聞の記事で知る限り、65歳以上の高齢者へのワクチン接種が始まり、待ち望んでいたと思われる対象者は、藁にすがる思いで接種会場へ足を運んでいるようです。

国は、東京五輪の実現にあくまでもこだわり、もしも中止にならなければ大会が始まる、7月末までに対象者へのワクチン接種が終了するよう、関係機関の対応を急がせています。