高市新総裁への注文

先週末の4日、自民党の新総裁に高市早苗氏(1961~)が選出されました。

一年前、総裁に石破茂氏(1957~)が選出されると、YouTubeでは、石破氏への非難や失望が多数見られました。

安倍晋三氏(1954~ 2022)に従属した産経新聞は、安倍氏の存命中から、石破氏嫌いが色濃く表れていました。だから、石破氏が新総裁になると、何もしていない段階から、非難だけで紙面を埋めました。

他のマスメディアも石破氏には辛く、国民の多くもマスメディアに倣うように、石破氏の総裁選出は快く受け止められませんでした。

その石破氏が辞意を表明すると、YouTubeでは早速、政治絡みの動画を配信する人の多くから、高市氏期待の声が高まりました。

私は安倍氏を評価していません。その安倍氏を信奉する高市氏ですから、高市氏を素直に期待することはしていません。

庶民というのは昔から周囲の声に流されやすいです。多くの人が高市氏を期待すると知れば、自分も期待したい気持ちになったりするでしょう。

先の大戦時は、周囲に「鬼畜米英」の声が溢れ、いつしか、皆と一緒になってそれを信じたりしたでしょう。「鬼畜米英」は当時の軍部がいい出したのかどうかは知りません。それを庶民に植え付けたのは当時の新聞やラジオでしょう。

高市氏が総裁に決まったあと、共同通信が調査をし、その結果が本日の産経新聞4面に載っています。高市氏に期待すると答えた人が68%だとしています。

期待する人に訊きたいのは、その根拠と、何に期待するのかです。

国の運営は、衆参の国会議員だけで決めているわけではありません。国で働く職員が大勢います。それぞれの国会議員には多くの支援組織、団体があります。

総裁が石破氏から高市氏に替わっただけで、国の方向が大きく変わるとは思えません。

米国のドナルド・トランプ大統領(1946~)は、今までの悪しき米国から、より良い米国へ変革するため、非常に大胆な「手術」をしています。連邦職員を大幅に入れ換えることもしています。

このような「手術」をしない限り、今までの悪しき傾向が転換することは起きません。

高市氏は、このあと、首班指名(内閣総理大臣指名選挙)を経て、首相になるわけですが、すでに、首相になったあとの人材が取りざたされています。今の時点でそれらを見る限り、国の上層部が大きく変わるとは思えません。

それでありながら、共同通信の調査では、調査に答えた人の68%の人が、新総裁になった高市氏に期待しているわけです。何に期待するのか、私にはよくわからないのです。

共同通信の結果を載せた同じ紙面に、「敵作らず『党内融和』」の見出しの記事があります。これまでどおり、自民党で仲良くやって生きましょうということであれば、石破氏のときと何も変わらないのではありませんか?

私が何を置いてもすぐに実現して欲しいのは、新コロ騒動の総括と対策です。

新コロウイルスとされたウイルスは未だに存在が証明されていません。

それなのに、存在しないウイルスに「感染」すればパンデミックになるとして、ロックダウンや、存在しないウイルスのために作られたことにされているワクチン(似非ワクチン)接種がほぼ義務づけられました。

あの似非ワクチンは、米国国防総省国防高等研究計画局(DARPA)が主導する形で作られた殺傷兵器であることがほぼ明確になっています。つまり、人々を殺傷させる目的で、存在しないウイルスが存在することにされ、あの騒動が企てられたということです。

そんなとんでもないことが起きれば、マスメディアが大騒ぎすべきところ、マスメディアが騒動を煽ることに協力しました。

国としても、このようなマスメディアを問題視し、必要であれば、処罰すべきところです。

新コロ騒動で明るみになったのは、本騒動においては、与野党、右派左派の違いがないことです。すべてが、先の大戦のときと同じように、一方方向しか向いていなかったことです。

騒動の当初から、騒動を疑う声が、一部にはありました。しかし、国もマスメディアもその声を拾い上げることをまったくしていません。マスメディアは未だに、その声を挙げた人を陰謀論者としています。

陰謀論者とされた人の発信が、正しいか、正しいことに近いことがわかっています。

高市新総裁は、新コロ騒動をどのように総括するのでしょうか。まだ、その考えを聞いていません。そして、もしも、高市氏があの騒動を正しく総括するつもりがあるのであれば、それに期待をかけたいです。

高市氏が首相になったなら、国民民主党も連立に引き入れたい考えを持つようです。国民民主の支持母体のひとつは連合(日本労働組合総連合会)です。連合は移民推進の考えを持ちます。

高市氏氏が首相になったあと、それがまた復活するようなことがあれば、高市氏は強い非難に晒されるでしょう。石破氏と何も変わらないではないか、と。

少し前に、アフリカホームタウン計画が強い非難に晒されて撤回されました。

【桜内文城のNewsとって出し】JICAアフリカ・ホームタウン事業は白紙撤回せよ!

本気で日本をあるべき姿にしたいのであれば、自民党で仲良くやって生きましょうでは実現の目はありません。

やるべきことは逆です。自民党の議員であっても、自分の考えと違う人はバサリバサリと切っていくべきです。切られた人のことなど気にかけている余裕はありません。

一部の報道では、木原誠二氏(1970~)を内閣官房長官にというのもありました。

本日の豆勘違い
木原は木原でも、木原誠二氏ではなく、木原稔氏でした。実際、木原稔氏が高市政権で内閣官房長官に就任されています。

私はよく知りませんが、木原氏の妻の元夫の死因を巡って、いろいろと動きがあるようです。

新証拠で再捜査を要請 自民・木原氏妻の元夫「不審死」【WBS】

そのような人を新政権の中枢においても大丈夫なのでしょうか?

【木原事件】現状解説 前半 パンドラの箱の近況は?

ともあれ、これまでのしがらみをすべて断ち切るぐらいの覚悟がないのであれば、私は高市氏に期待することはできません。

高市氏が総裁になったことでひとつだけ変化の兆しがあります。これは良い変化です。それは、高市氏が首相になった場合は、公明党が政権から離脱する可能性です。

まだ可能性の段階ですが、これが現実になれば、個人的には喜ばしいと考えています。

マスメディアは、自民党の批判はしても、連立を組む公明党の批判はしない傾向です。公明党の母体である創価学会が、メディアの大広告主であることや、創価学会が宗教団体であることが影響しているでしょうか。

政権の一翼を担う立場にありながら、メディアの監視を受けないのは健全なことではありません。

振り返ってみれば、公明党が連立与党に加わった1999年以降、途中、民主党政権下で下野した以外は、政権の座に加わっています。

公明党ということで忘れてならないは、同党は党を挙げて、ワクチン接種の積極的な推進派であることです。これが、似非ワクチン接種でも大きな影響力となっているかもしれません。

この辺で一度公明党を抜きにした政治運営を見てみたいです。

高市新総裁には、公明党をどのように扱うのかも考え方を伺いたいです。

YouTubeで見られる「高市応援団」も、本当に高市氏を応援するのであれば、今後の高市政権に、厳しい注文を遠慮なく突きつけるべきです。

それもせずに、高市氏が首相であればそれでいい、というのでは、甘い汁を吸いたいだけの「高市仲良しクラブ」と私は見なさざるを得ません。

それでは、かつての「安倍信者」と何も変わらないでしょう。

【自民党 新CM(30秒Ver.)】「日本を、取り戻す。」

産経新聞も、安倍氏の出身母体であった自民党清和会の機関紙的新聞です。

そういえば、産経新聞によれば、選対委員長に古屋圭司氏(1952~)の起用が検討されているようです。古屋氏といえば、安倍氏とは学校時代からの友達ですね。

なんだか、安部政権の二番煎じの色合いがいよいよ濃くなってまいりました。

政治とは関わりがありませんが、YouTubeで映画専門のチャンネルを運営されている馬場康夫氏(1954~)は、安倍氏とは幼稚園から大学まで一緒に過ごした親友だそうですね。

そういえば、安倍氏も時間があると、映画をよく見ると聞いたことがあります。馬場氏の影響を受けてのことでしょうか。