シャッター開角度は認知度が低いのか?

私は昔から映像を趣味として楽しんでいます。写真も趣味としていますが、映像を先に始めたぐらいです。

当時は民生用ビデオカメラもなく、個人が唯一扱えた8ミリ映画で映像を楽しみました。

ニコン R10 スーパー

今のビデオカメラに通じるような、片手で持てる、レコーダーが内蔵されたビデオカメラが登場する前は、そんなビデオカメラが登場することさえ考えられない状態でした。

Using a VHS camera in 2022 – The JVC GR-C1

私が初めてビデオカメラを手に入れたときは、肩に載せて使うタイプでした。ポータブルのビデオレコーダーは別に必要で、非常に重くて大きなものでした。カメラとビデオレコーダーは太いケーブルで接続する必要がありました。

カメラとビデオ、ケーブルを合わせると10キロではきかないぐらいになるので、それらを持ってどこかへ撮影に行くなどということは、まったく考えられないことでした。

正真正銘のシネマカメラとして登場したソニーFX2を祝福

このほど、ソニーから、動画撮影に特化した新しいシネマカメラが発表になりました(今年8月1日に発売予定)。”FX2”というモデルです。

ソニー・シネマライン FX2を紹介するYouTube動画から 背面の設定画像

これまで、Cinema LineにはFX3FX30がラインナップされていました。そこへ今回、FX2が加わったというわけです。

ネットの動画共有サイト向けの動画が作られるようになり、それまでは動画撮影に馴染のなかった層も含め、動画撮影に適したカメラの需要が急速に高まりました。

時代の変化を受け、もとからビデオカメラを提供してきたソニーが、大型の撮像素子を搭載した動画向けカメラを、Cinema Lineから市場に提供するようになったというわけです。

カメラのボディは、スチル写真用のカメラと共通することもあり、プロ用と銘打ってはいますが、映画館でかけるような映画用というよりも、個人の映像クリエイターを含む小規模な制作現場で使われることを前提としているのかもしれません。

なくて七癖

人それぞれで、その人に固有の癖というものを持ちます。私自身も癖があります。しかし、それを自分ですべて気がつくことは難しいです。

ネット上には、プロやアマチュアに拘わらず、さまざまなコンテンツがあります。それらの文章や動画でおしゃべりする話し方にも、その人の癖は自ずから現れます。

YouTubeで次の動画を見ました。

【日本経済】米国経済の混乱!大きな構造変化で日本にもチャンス到来!世界の投資家が日本に注目し始めた!

経済や投資に専門知識を持つ配信者の動画に思われます。本動画の配信者の動画は、本動画以外にもいくつか見ています。

台詞が聴き取りにくい村上ドラマ

まずは、次の音声ファイルをお聴きください。

NHK土曜ドラマ「地震のあとで(2)アイロンのある風景」一部音声ファイル

いかがですか? 会話をきちんと聴き取れましたか?

この音声ファイルは、この土曜日にNHK総合で放送された土曜ドラマ「地震のあとで(2)アイロンのある風景」の1シーンを音声ファイルに変換したものです。

本ドラマシリーズは、村上春樹1949~)の短編集『神の子どもたちはみな踊る』2000)に収められている短編作品をドラマ化したものです。今回はその2回目で『アイロンのある風景』1999)が放送されました。

私は放送を録画し、昨日、再生して見ました。

内容云々の前に、初めて見たとき、俳優の台詞がほとんど聴き取れませんでした。口の中でもごもごとするような声で、何としゃべっているのかわかりません。

ドラマの台詞を考えるとき、脚本家は、ひとつの台詞も無駄にはしないでしょう。そんな風に書かれた台詞が聴き取れないのでは、ドラマを見る価値がほぼ失われてしまいます。

ピン子さんに見る芸人魂

朝日新聞に「語る 人生の贈りもの」というコーナーがあります。以前の本コーナーで、そのコーナーに登場した人の逸話を紹介したことがあります。

そのコーナーは、各界の著名人に、その人がこれまで歩んできた人生を語ってもらう形式です。

現在、そのコーナーに女優の泉ピン子1947~)が登場しています。

私もピン子さんのことはよく知っているわけでもありません。私の勝手なイメージ的には、ずばずばと物をいう人といったところです。

テレビ受像機越しにしかピン子さんのことは知らないわけですが、初めて彼女を知ったのは『テレビ三面記事 ウィークエンダー』という番組です。

トランプ政権が言論の自由を破壊している?

本日の日経新聞1面に次の記事が載っています。

今の状況を正しく理解しない人が本記事の見出しを見たら、トランプ政権の誕生により、「人々が自由にものをいえなくなりつつある」と考える人もいるでしょう。

本記事は、勘違いしているか、理解していながら、なおも誤った方向へ人々を導こうとしているかのいずれかです。

本記事は次のように始まります。

「言論の自由が後退している」。2月中旬、ドイツで開かれた安全保障会議。バンス米副大統領は欧州首脳らを前にした演説で、SNS上の投稿管理を強める欧州連合(EU)への批判を並べ立てた。

トランプ政権で副大統領をするJ・D・ヴァンス氏(1984~)の指摘は真っ当です。これを真っ当と考えられない人は、誤った認識を植え付けられていることを自覚してください。

【英語字幕/日本語訳付き】トランプ政権ヴァンス副大統領、妥協ゼロ!EUに向けた渾身の演説!

日本を含む西側メディアは、ドナルド・トランプ氏(1946~)がすることを、一から十まで批判的に報じます。その一方で、隠しようのない不正選挙によって米大統領に担ぎ上げられたジョー・バイデン氏(1942~)には極めて好意的で、まったくといっていいほど彼の批判はしませんでした。

Davinciのマルチマージが便利

動画編集ソフトのDavinci Resolve Studioを使い、疑似夜景を作るため、Fusionページで作業をしました。

私はこのところ動画をスチル撮影の合間に撮ることはしても、撮った動画を編集することはなかったので、Davinicに触れる機会があまりありませんでした。

その間にも、Davinicがアップデートされたことを知ると、そのたびに、適用してはいました。

ただ、Davinicに触れる機会が減ったので、アップデートで新たに実装された機能はほとんど知りませんでした。

久しぶりに使い、魅力的な機能が多数追加されていることがわかりました。

Fusionページにも、Davinci Resolve 18.5にアップデートされたとき、非常に有効な新機能が追加されました。

動画の編集をしない人や、Davinciで動画の編集をする人も、凝ったことをしなければ、Fusionページを使うことは少ないかもしれません。

映像表現が有する作り物の世界

前回の本コーナーは、今では使われることが減ったか、あるいは、ほとんど使われることがないのかもしれない「疑似夜景」について書きました。

「疑似夜景」は、晴れた日中に撮影した映像を、夜のシーンのように見せる映画技法のことです。

前回の更新で敢えて書かなかったことがあります。あるフランス映画のことです。

その作品の原題は”La Nuit américaine”です。英題は”Day for Night”になります。邦題は、原題を日本語に置き換えた『アメリカの夜』とし、日本で初公開されたときは、『アメリカの夜』では、わかる人にしかわからないとでも考えたからか、『映画に愛をこめて アメリカの夜』になりました。

「アメリカの夜」は、映画制作における「疑似夜景」のことです。

映像表現における疑似夜景

昨日、YouTubeで次の動画を見ました。

映画編集、どのアプリが最速か? #Premiere, #davinciresolve #fcpx, それぞれの利点を解説、ただし、主に音とグレーディングの視点から解説します

長年、映像制作に携わる桜風涼(はるかぜ・すずし)氏の最新動画です。本動画を見ますと、今、桜風氏は、3本の映画の編集作業を同時進行でされているそうです。

今は、プロの世界でも、映像の編集にはデジタルの動画編集ソフトを使うようになっています。桜風氏が、映像の編集をするにあたり、三つの編集ソフトを使ったそうで、その中でどれが使いやすいかといったような話をされています。

私はアマチュアで、遊び感覚で動画の撮影や編集の真似ごとをしています。

桜風氏の動画の後半に、興味深い話があります。

デジタル動画は撮ったままのアスペクト比で使うのが理に適っている

前回の本コーナーでは、映画のワイド画面について書きました。

画面が横長になる以前は、スタンダードサイズといわれる、アスペクト比サイレント映画時代の1:1.33、そして、その後の改良版の1:1.375でした。

テレビ放送が本格的になったのは1950年代です。アナログ時代のテレビ画面は1:1.33のアスペクト比です。

テレビ放送が始まると、テレビ局は次々にテレビ映画を作って放送し、茶の間の人気を独占するようになります。

【初期テレビ外国ドラマ史】日本初のテレビ超人ヒーローは海を越えて飛んできた【テレビ子供向番組史(4)】

テレビ時代が到来したことに、映画作品を作って映画館で上映するシステムを持つ映画会社は危機意識を持ったでしょう。

そこで、映画館に来なければ体験できない映像を提供するため、アスペクト比を横に広げたワイド画面を開発しては、観客に映画の映像の凄さを訴えました。

各社の開発競争により、さまざまな形式のワイド画面がいくつも登場しました。それらのワイド画面の中には、登場して数年で消えてしまったものも少なくありません。そのひとつが、前回の更新で取り上げた、本来の姿のビスタビジョンです。