映像の力 乱歩が残した16ミリフィルム

1カ月前の本コーナーで、ブログの文化が消えつつあるとされることを書きました。

私としては、それを提供するサービスがどれほど廃れようとも、これまでどおり、何も変わらずに今後も、活字による発信を続けていくつもりであることを書き添えました。

その更新で、後の世に貴重なブログであれば保存の必要性があることが触れられています。私はそれに関連して、映像であれば、普通の個人が撮った、そのときは取るに足らない内容であっても、後々は貴重になることもあるのではないかと書きました。

本日の朝日新聞に、江戸川乱歩18941965)が、おそらくは自分の楽しみのために撮影した映像の貴重さについて書かれた記事が載りました。

その取材を受けたのは、近現代の演劇を研究されている後藤隆基氏です。

30年以上経って気がつくこともある レンブラントの技法書

17世紀のオランダの画家 レンブラント16061669)が描いた『パレットを持った自画像』を一冊の絵画技法書で見ています。

私は購入したものに、購入した日付を残す癖があります。この技法書には【1990.12.27】と日付がかかれてあります。今から35年前に手に入れた技法書です。

『巨匠の絵画技法 レンブラント』購入日日付

わたくしごとながら、母が亡くなったのは1992年11月です。その2年前に本書に接する機会を得たことになります。

書名は『巨匠の絵画技法 レンブラント』です。私はこの本を常にそばに置き、35年間にわたって見続けてきました。技法書はシリーズ化され、ほかにも次の画家の技法書が手元にあります。

ゴッホモネゴーギャンルノワール
ドガターナールーベンス

英国で出版されたものを翻訳し、日本の出版社が出版したものです。

本の構成はシリーズで共通し、まずは画家の「生涯と作品」を解説し、続いて、これも特徴のひとつですが、画家が使った絵具を分析します。

そして、画家の作品を何点か選び、部分の描写を分析します。そして、それぞれの作品の最後には、1ページを使って、作品の部分を実物大で紹介します。

どんな相手も人として対等に対応した刑事

一週間前の本コーナーで、自民党の新総裁になったばかりの高市早苗氏(1961~)について書きました。

高市氏が今月21日に予定されている首班指名(内閣総理大臣指名選挙)を経て、首相になることが見えてきました。

ただ、四半世紀にわたって自民党との連立に加わっていた公明党が連立から離脱したことで、先行きがいささか不透明になってきました。

最終的にどこへ落ち着くかわかりません。そして、高市氏が首相になって内閣を組閣することになれば、閣僚のひとりにおさまりそうな木原誠二衆議院議員(1970~)に簡単に触れ、ひとつの懸念として、ある事件について書き添えました。

あなたの質問に応じます! 自民党選対委員長『木原誠二 編』

世間では「木原事件」とされる事案です。

安田種雄さんの不審死を追ってみる

本コーナーの前回の更新で、ある事件について簡単に触れました。

実のところ、私はその事件については、以前、聴いたことがある程度でした。そこで、事件をもう少し知っておこう、とネットで少しばかりあたりました。

事件のあらましは、YouTubeにある次の動画を参考にしました。本動画は埋め込みができないように設定されている(?)ので、リンクで紹介します。

本事件は「木原事件」と呼ばれています。木原というのは、自民党で役職をする木原誠二衆議院議員(1970~)の木原から来ています。

あなたの質問に応じます! 自民党選対委員長『木原誠二 編』

ただ、事件そのものに木原氏は直接関わっていません。ですので、木原事件と呼ぶことは、木原氏には気の毒なことかもしれません。

本事件には、4人の人間が関係しています。ひとりは実名で書き、ほかの3人はアルファベットのX、Y、Zで表すことにします。

いくつになってもお洒落でありたい

ビジネスマンにとって背広は制服のようなものでしょうか。

私は遠い過去に、ごく短期間だけ、背広に袖を通したことがあります。しかしそれは、私にとっては突発的な例外です。

私は家で過ごすことがほとんどです。ですから、私が日常的に身に付けるのは普段着です。

私は昨年6月に、自転車で家の周りを30分程度走る習慣ができました。私は一度習慣のようなものができると、それを長く続ける傾向があります。

走り始めるきっかけは、その日、関東南部の当地で濃い霧が発生したことでした。その霧の中を自転車で走ってみたいと思い、走りました。

そんな霧が、今朝、当地で発生しました。走ったときの気分はあの時と同じです。

自転車で走るのは早朝です。日の出時刻頃に走ることもあれば、それよりも少し遅い時間に走ることもあります。

ちなみに、本日の日の出時刻は東京が午前5時36分です。最も早かったときより1時間11分遅くなりました。日の入り時刻は東京が午後5時24分で、こちらは1時間37分早い日の入りです。

私は夜明けとともに走りたいのですが、走り出すタイミングは、わが家の愛猫・にゃんこおチビちゃん次第といった面があります。

生首に嫉妬する少年

谷崎潤一郎18861965)の作品に『武州公秘話』という作品があります。

私は読んだことがありませんでしたが、その作品を詳しく解説した文章を読み、興味を持ちました。

映画「痴人の愛(1967年版)」 予告

阿刀田高1935~)が書いた本に『谷崎潤一郎を知っていますか 愛と美の巨人を読む』があります。私は谷崎の作品のいくつかは読んでいますが、谷崎の全体像はわからないので、本書を以前購入して持っていました。

購入したときに少し読んだだけで、そのままになっていました。

読む本がなくなったので、何かおもしろそうなものはないか、自分が使う電子書籍端末のKindleを点検し、阿刀田の本が読みかけであることに気がつき、続きを読み始めました。

阿刀田の本書は、作品をただ解説しているだけではありません。作品の随所の場面を、かなり長く引用しています。ですので、解説文として読みつつ、作品の部分部分を味わうことができるようになっています。

まだ半分程度読んだところです。

その中で、『盲目物語』に興味を持ち、本コーナーで紹介しようとしていたところ、今度は『武州公秘話』が登場し、これも非常に興味を持たせるため、こちらを先に紹介することにします。

水は何でも知っている

あなたは日々の生活の中で、自分の身体を意識することはありますか?

妊娠中の人は、胎内に授かった我が子を意識し、日々を用心深く過ごしているのでしょう。

そうでない人は、身体を意識することは少ないように思います。私もそれを意識せず、日々を送っていました。そんな私に、大切なことを気づかせてくれた本に最近出会いました。

『ウイルスは妄想の産物』と邦題がつけられた本です。これを執筆したのは米国の医師、トーマス・カウワン氏です。

カウワン氏のことは以前からネットを通じて知っていました。

カウワン氏を知ったのは、ネットの動画共有サイト「ニコニコ動画」です。カウワン氏は、おそらくは、99.999・・・%の人が存在を信じるウイルスは存在しないとニコニコ動画に上がった動画の中で明言していました。

クルト・ヴァイルのトリビュート・アルバム

前回の本コーナーで、私が今とても気にっているアーティストのアルバムについて書きました。

Carla Bley(カーラ・ブレイ)19362023)の“Fancy Chamber Music”1998)というアルバムです。

カーラ・ブレイのアルバム”Fancy Chamber Music”

私が本アルバムを手に入れたのは四半世紀前の1999年です。どんなものでも、それだけの時間が経てば色褪せて感じたりするものですが、本アルバムに関しては、まったくそんなことはありません。

今、初めて発見したような感覚で、わくわくします。

本アルバムについて書いた更新の最後に、彼女が参加したオムニバスアルバムがあったような気がすると書きました。

アルバムのコンパクトディスク(CD)は、昨日時点ではまだ見つけられていません。iPod classicに登録した中から、そのアルバムを見つけました。

Carla Bleyで過ごす夕べ

今、音楽を楽しむ人の多くは、ネットから配信されるサービスでそれを楽しんでいるかもしれません。私もネット配信で音楽を楽しみます。それと並行して、自分がコンパクトディスク(CD)レコードで所有し、自分でiPod classicに登録した音楽を聴くこともします。

専用Dockに載せたiPod classic

今現在、私のiPodに登録してある総曲数は【13109曲】です。ほぼすべてに近い曲は、私が所有するCDと、デジタル化したレコードに収められた曲です。

2000年に亡くなった私の姉が所有していたCDとレコードの曲も加えました。

13000曲余りの中から、そのときに聴きたい曲を選んで聴きます。ところが、そのときの気分にマッチする曲がなかなか決まらないことが少なくありません。

また、私は気が散りやすいのか、アルバムを一枚、はじめから終わりまでじっくり聴くことが少ないです。

そんな私が今、とても気に入っているアーティストのアルバムがあります。

私が感じる油彩画の魅力

あらゆることをデジタル技術で処理しようという今、物質性の強い油絵具を使って絵を描く人は多くないかもしれません。

そういうわけで、多くの人の関心を集めないかもしれないことで、私がある気づきを得たので、それについて書きます。

現在進行形で生み出されている油彩作品を私はよく知りません。どうしても関心は、過去の偉大な画家によって描かれた作品に向かわざるを得ません。

中でも私が最も敬愛するのが17世紀のオランダの画家レンブラント16061669)です。

それよりも前の時代に活躍し、若くして世を去った天才画家にカラヴァッジォ1571~ 1610)がいます。

精神的な目覚めの瞬間:カラヴァッジョの『聖マタイの召命』

カラヴァッジォが世を去ったのが1610年でレンブラントが誕生したのが1606年です。

YouTubeには、それぞれの人のアカウントに、その人が「高く評価した動画」を登録できるようになっています。