谷崎潤一郎(1886~1965)の作品に『武州公秘話』という作品があります。
私は読んだことがありませんでしたが、その作品を詳しく解説した文章を読み、興味を持ちました。
阿刀田高(1935~)が書いた本に『谷崎潤一郎を知っていますか 愛と美の巨人を読む』があります。私は谷崎の作品のいくつかは読んでいますが、谷崎の全体像はわからないので、本書を以前購入して持っていました。
購入したときに少し読んだだけで、そのままになっていました。
読む本がなくなったので、何かおもしろそうなものはないか、自分が使う電子書籍端末のKindleを点検し、阿刀田の本が読みかけであることに気がつき、続きを読み始めました。
阿刀田の本書は、作品をただ解説しているだけではありません。作品の随所の場面を、かなり長く引用しています。ですので、解説文として読みつつ、作品の部分部分を味わうことができるようになっています。
まだ半分程度読んだところです。
その中で、『盲目物語』に興味を持ち、本コーナーで紹介しようとしていたところ、今度は『武州公秘話』が登場し、これも非常に興味を持たせるため、こちらを先に紹介することにします。
