自分の声を自分で聴くのは好きですか?

あなたは自分の声が好きですか?

自分の声を自分で聴くには、声を録音しなければなりません。今は、スマートフォン(スマホ)で簡単に録音できるでしょうから、確かめるのは簡単です。

私が生まれて初めて自分の声を聴いたのは、ずいぶん昔です。その時代、まだカセットテープがなく、オープンリールに巻かれた録音テープを使う家庭用テープレコーダーを我が家で買いました。レコーダーにはマイクが付属されており、それに向かってしゃべり、自分の声を録音しました。

初めて聴いた自分の声が、自分の声のように聴こえませんでした。それで、自分の声を録音するのが好きになれず、好んで録音するようになったのは、PCを使い出した1999年5月以降です。

オブラートで包まれた死?

夜の遅い時間、一緒に暮らす家族のひとりが、部屋でぐったりしているのを発見したら、どうするでしょう。

発見したのが妻で、ぐったりしているのが夫であれば、慌てて駆け寄り、「どうしたの? 大丈夫? しっかりしてよ」などと声を掛け、他に暮らす子供や親がいれば、「お父さんが大変なの。誰かすぐに来て」と家族の助けを求めるでしょう。

静かだった家の中は大変な騒ぎになり、妻以外の家族がいるのなら、その中の誰かが、救急車を呼んだり、警察に電話したりするかもしれません。

以上は私の想像で書きました。これを書いたきっかけは、タレントの上島竜兵氏(19612022)が急死したニュースを見たことです。