『屋根裏の散歩者』のラストは?

『屋根裏の散歩者』という小説はご存知でしょうか。知っている人であれば、今更説明するまでもありません。

江戸川乱歩18941965)が書いた短編小説です。乱歩を良く知らない人でも、乱歩の代表作として本作を思い浮かべるかもしれません。しかし、乱歩が本作を書いたのは大正14年です。乱歩はこの年に満で31歳になりますが、まだ、これといった職業を持たない生活をしていました。

自分が小説だけを書いて食べていけるとは考えておらず、本作が『新青年』19201950)で活字になっても、まだ、決心がつかずにいたのでした。

私は昔からなぜか乱歩の世界に惹かれていました。といいますか、乱歩が本腰を入れて書いた時期の作品よりも、小説家になる決心がつかない『屋根裏の散歩者』や『人間椅子』(1925)に惹かれ、それこそが乱歩作品だと思っていました。

ヘンテコな死因 ヘンテコな倒れ方

アストラゼネカ社ワクチン 使用中止の会見中に担当者が倒れる

人が倒れる瞬間を捉えた動画をふたつ紹介しました。違いに気がつかれましたか?

上の動画の人は、完全に意識を失って倒れたことがわかります。その一方で、下の動画に写る人は、倒れる演技をしているのがわかります。

下の動画は、新コロ騒動が始まった当初、中国の武漢で見られた情景として、ネットに動画として上がりました。それを見て、演技であることを見抜けなかった人は、新コロウイルスに感染したら、自分もこんなことになってしまうのか、と恐怖したでしょう。