先月28日に、米国のホワイトハウス内で持たれたドナルド・トランプ大統領(1946~)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(1978~)の会談決裂が、さまざまな方面に大きな波紋を広げています。
Yahoo!ニュースでも、さまざまな報道を取り上げています。それらの記事に寄せられたコメントに目を通すと、トランプ大統領を悪、ゼレンスキー大統領を善とする内容が見受けられます。
未だにウクライナの立場を擁護する人は、本質を見誤っているというよりほかありません。
トランプ大統領の立場は明快です。
口論が始まったあと、業を煮やしたトランプ大統領は、ゼレンスキー大統領に、あなた方はこの戦争に負けていると指摘しています。
もしも西側諸国がウクライナに軍事援助をしなかったら、2週間も持たず、戦争は終結していただろうというと、ゼレンスキー大統領は、やけくそになって、ロシアのウラジミール・プーチン大統領(1952~)には3日しか持たないといわれたといい返しています。
ウクライナの立場を今なお擁護する人は、ウクライナがロシアにあくまで、軍事援助をしろというのでしょう。しかし、どれだけ援助しても、ウクライナがロシアを打ち負かすことはあり得ません。
それでもそれを続けろというのなら、ロシアとウクライナの戦争は延々と続いてしまいます。ウクライナ擁護の人はそれを望むのですか?
ゼレンスキー大統領は、トランプ大統領とJ・D・ヴァンス副大統領(1984~)に対し、あなた方には「美しい海」があると述べました。意味するところは、ウクライナで起きていることを、あなた方は「対岸の火事」と見ていられるから気楽でいられるのだろうと皮肉っているのです。
そして、いつ、あなたがたも自分たちと同じ立場になるかわかりませんよと。
同じ皮肉は、ウクライナ擁護の人にも当てはまります。
ウクライナ頑張れといって戦争を続けさせる限り、戦地では日々、大勢の市民が犠牲になります。
犠牲などと書くと、現実的ではありませんね。犠牲になって人が死ぬまでの間、人はどのような苦しみを味わうでしょうか。
ある人は、自分の身体が血だらけになり、動くこともできず、苦しみに耐えつつ、自分の死を待つしかなくなります。
そのような苦しみを、今後も延々と続けさせていいのですか?
戦場近くで生活するウクライナ市民は、大儀なんか放り出して、明日にでも、今日にでも戦争をやめてもらいたいと痛切に願っているはずです。
手塚治虫(1928~1989)は中学時代に先の大戦を経験しています。大阪大空襲では地獄絵図を見ました。それだから、日本の敗戦で終戦となったとき、もう怯えて暮らさなくてもいいと、敗戦の悔しさはなく、戦争が終わったことろ心から喜んでいます。
トランプ大統領は、どんな形であれ、戦争をやめさせ、これ以上市民を無駄死にさせたくないと考え、それをゼレンスキー大統領に迫ったのです。
個人と個人の対立でも、喧嘩の最中は双方の頭に血が上り、仲介者の意見を聞く耳を持ちません。
こうした「喧嘩」の火に油を注いできたのが、無能なジョー・バイデン大統領(1942~)と政権です。バイデン政権と利害関係を同じくするマスメディアも彼らとタッグを組み、戦争継続一本槍でここまできました。
たとえば、米国からウクライナへ軍事支援するとして、百%が純粋な軍事支援だと考えますか? 考えるとしたら考え方が甘いといわざるを得ません。
戦争ではなく、表向き平和な経済援助だとしても、百%が相手側に回ることはありません。
それでは、回らなかった援助金はどこに回るのでしょうか。それは、関係者の懐です。
今回のウクライナ支援にしても、国の代表者らは、うっかりしたら、バイデン前大統領あたりは、50%ぐらいを懐に収めたという話を聞きます。パーセントは別にして。
日本の岸田文雄前首相(1957~)にしても、盛んにウクライナ支援を訴えたのは、自分に回ってくる金がその分増えるからです。
同じようなことは、欧州各国の支援国首脳らにもいえます。
そして、これは肝心なことですが、援助してもらうウクライナでは上層部の腐敗が酷い状態です。ゼレンスキー大統領にしても、自分の懐に入れた金で、海外に別荘などを買いまくっているという話です。
また、武器で提供された場合は、闇市場に流し、現金に換えることをしています。闇市場で出回る武器を、テロ組織が購入し、テロ行為に有用しています。
これらのことを、第2次トランプ政権は十二分に把握しているのです。イーロン・マスク氏(1971~)が指揮を執る政府効率化省(DOGE)では、政権がスタートして、米国国際開発庁(USAID)の闇を早速暴いています。
トランプ政権が闇を暴かず、これまでの路線に沿って政権運営をすれば、マスメディアを敵に回すことなく、自分の資産を潤沢に増やすことができます。
それをしていたのがバイデン政権です。
それを質すためにトランプ大統領は必至の覚悟で動いているのです。どうしてそれが理解できないのでしょうか。
米国がカナダとメキシコに25パーセントの関税を課す理由を理解していない人がいるかもしれません。なぜこの2カ国なのかといえば、米国と国境を接しているからです。
両国には、中国国内で製造されたフェンタニルなどの薬物が大量に運び込まれ、両国を通じて、米国内に流通しているそうです。その結果、今、米国内は大変な状況にあるのです。
そのため、米国の市民の健康を守り、これ以上の犯罪を防ぐには、関税強化などの今日措置に出ざるを得ない状況にあるのです。
このようにして、トランプ大統領は、米国をあるべき姿に戻そうとしているのです。LGBTQに反対するのも、世界保健機関(WHO)から脱退するのも、地球温暖化の原因とされた脱炭素に背を向けるのも、同じ理由からです。
これらの事が理解できれば、トランプ大統領が行おうとすることに反対などできないはずです。トランプ大統領に敵対する人は、トランプ大統領が停止することで利益を得ている人です。
米民主党の議員や民主党の側についている官僚、マスメディアがトランプ大統領を非難するのは、すべて同じ理由です。
ロシアとウクライナの戦争も、それが続くことで利益を得る人がいるということです。そのために、どれほどの市民が犠牲になっても、彼らは知ったことではないのです。
彼らにとってはまさに「対岸の火事」ですね。
途中でも書いたように、市民が戦争でどれだけ犠牲になろうと、自分が利益を得られるなら、マスメディアを敵に回さず、今までの規制路線で、戦争を続けさせた方が楽で、自分も潤うことができます。
しかし、トランプ大統領以下の政権幹部は、自分の損得を抜きにして、米国と世界の「世直し」をしようとしているのです。
どうしてこのことがわからないのでしょう。
