大納会前営業日に先物で超マイクロな利益

本日は12月28日です。本日が平日であれば、本日が仕事納めだったでしょう。今年は28日が土曜日であるため、昨日の27日に仕事納めだったところが多いのかもしれません。

そんな事情もあったため、昨日、私は勘違いをひとつしました。

日本の株式市場も、昨日が今年最後の取引になるのではと勘違いしました。取引が終わると、大納会が開かれます。今年は、来週月曜日の30日が今年の最終取引日です。

大納会に向け、日本の相場が環境が急激に良くなっています。昨日は日経平均株価が700円以上上昇し、一昨日との二日間だけで1000円以上値上がりし、4万円の節目を突破しました。

そんな値動きを見て、昨日、先物取引でわずかな取引をしました。

下に示したのは、日経225マイクロ先物の直近6カ月間の値動きです。これを見てわかるのは、チャートの山の頂点が4万円を上回ると、その後、下落していることです。

日経225マイクロ先物 日足チャート6カ月(2024.12.27 日中立会終了時点)

同じことが、今度も、昨日4万円を突破したあと、来年の年始にかけて起きるかもしれないと考え、なるべく高いところで、ショートポジションをとってみようと考えました。

先物取引は、通常の買いで取引を始めること以外に、売ることから取引をすることができます。買いをロングといい、売りはショートといわれます。

ある程度値上がりするには時間が長くかかる一方、下落は短い時間で起こることから、ロングやショートといったいい方になったと聞きました。

私は今年の10月半ばに初めて先物取引を始めました。

それまでは、売りの取引ができる信用取引もしたこともなかったので、これまで、ショートポジションを持ったことはありません。

ショートポジションの場合は、なるべく高いところで売り、値下がりしたところで買い戻す決済をすることで、利益が得られる仕組みです。

日経平均株価を予想する日経225先物取引は、一昨日も400円ほど値上がりしています。節目となる4万円が近づいたので、一昨日は、4万円になったらショートポジションを持とうと考えました。

結果的には、一昨日にそのポジションを持たないことが幸いしました。すでに書いたように、昨日は4万円を突破し、先物では昨日、4万455円まで上がる局面があったからです。

私の場合は先物取引といっても、半分「お遊び」のようなものです。

本来の日経225先物は、日経平均株価に1000倍のレバレッジがかかります。つまり、日経平均株価が4万円であれば、1000倍の4千万円の値動きに賭けるということです。

値動きは10円単位で、10円動くごとに、1万円の損益が発生します。

大元の日経225先物を現在はラージと呼びます。その下に、ミニ日経225先物があります。こちらはレバレッジが100倍で、日経平均株価が4万円であれば、4百万円の値動きに賭けることになります。

私が手掛けるのは、昨年5月29日に登場した日経225マイクロ先物です。こちらのレバレッジは10倍ですので、日経平均株価が4万円であれば、40万円の値動きに賭けた取引になります。

ラージもミニもマイクロも、一枚単位で取引し、枚数は増やすことができます。仮に、マイクロで10枚注文すれば、ミニを一枚注文したのと同じ計算になります。

私はそのマイクロを一枚だけ取引するのですから、損失が出たとしても小さくて済む一方、利益も「マイクロ」でしかないということです。

ある程度経験を積み、コツが掴めたら、マイクロの枚数をふやすことを考えなくもありませんが、今のところ、私はマイクロ一枚でも手一杯の状態です。

下に示したのは、日経225マイクロ先物の値動きを示すチャートです。

日経225先物の取引は、日中立会と夜間立会のふたつに分かれています。日中は平日の午前8時45分から午後3時45分まで、途中休憩なしで行われます。そのあと休憩を挟み、午後5時から翌日午前6時まで、途中休憩なしで行われるのが夜間立会です。

下のチャートは、昨日の日中立会だけのチャートです。

日経225マイクロ先物 5分足チャート1日(2024.12.27 日中立会終了時点)

これを見ると、取引が始まってから一貫して値上がりしているのがわかります。本来であれば順張りをし、取引が始まった直後に買いの注文を入れ、それをそのまま持っているだけで利益が膨らんだでしょう。

私は、もしかしたら、来年の年始から日経平均が下落するのではないかと考えたため、なるべく値上がりしたところで、下がることで利益が出る、売りの注文を入れようと考えた逆張りを狙っていました。

チャートをずっと見ているわけにはいかなかったので、昨日も特殊注文を入れました。私が使ったのは、売りから買い戻す決済買と、予想と反対方向に動いてしまったときに損切りするための逆指値の注文までいれるIFDOCO(イフダン・オーシーオー)注文です。

一番の問題は、どの値で売りの注文を入れるかです。

一番上のチャートを見ると、直近6カ月間に高値をつけた山が三つあります。その一番左側の山に高値をつけるヒゲが伸びています。そのヒゲがつけた値が40280円ぐらいでした。

そこで、それよりも若干下の40250円で売ることに決めました。続いて、どこまで下がったら決済買するかですが、こちらは、今のレンジになる前の安値である35000円としました。

最後に、損切りのための逆指値ですが、こちらは、売り注文をする40250円より250円上の40500円としました。損失が出たとしても、2500円に収まる計算です。

この設定で注文を入れ、あとはチャートの前を離れ、別のことをして過ごしました。

私は、自分が注文を入れた40250円まで上昇するのは無理かもしれないと考えていました。ところが、時間を置いて確認すると、40250円を超え、私の注文が約定(やくじょう)されていました。

約定されたらされたで、損切りラインを超えて上昇してしまわないか、今度は不安になります。

その途中で「事故」が起きました。

私は、注文が活きる期間を、来年3月第2金曜日までに設定して注文を入れました。ところが、売りの注文は約定したものの、決済買の注文が、なぜか、「出来ず」になっていました。また、逆指値も「取消済」とされていました。

どちらも、私が入れた注文が、私の知らないところで、取り消されてしまっていたということです。理由はわかりません。

そこで、すでに建玉があるので、今度は、OCO(オーシーオー)注文で、ふたつの注文を入れ直しました。

昨日の相場は非常に強く、東京株式市場はほぼ一本調子で上昇し、引けにかけて若干下がっただけでした。

先物取引は、現物取引と信用取引が終わったあと、休憩をはさんで、午後5時から翌日の午前6時まで、ノンストップで夜間立会があることはすでに書いた通りです。

夜間立会の時間帯は、日経平均に大きな影響を及ぼす米国の取引があります。たとえば、ニューヨークダウ(ダウ平均株価)が大きく上昇したりすることがあれば、夜間に、先物が値を上げることが起きます。

そんなわけで、先物取引をしていると、眠っている間にも自分の建玉が影響を受け続けることになります。

私は毎日午後6時に眠り、翌日の午前2時半頃に起きる習慣です。今朝は、起きて、自分の建玉がどのような状態にあるか、見るのが怖く感じました。

もしも、損切りラインを超えて上昇していたら、眠っている間に、2500円ほどの損失が出てしまっていることになるからです。2500円の買い物をしても、損をしたとは思いません。ところが、投資で同額の損を出すと、すごく損をした気になります。

この感覚は、2500円の買い物ではなく、2500円を紛失したのに近いといえましょうか。

下に示したのが、日経225マイクロ先物の、昨日の日中立会と夜間立会の一日の値動きです。左側の一直線に上昇しているのが日中立会で、一旦途切れたあと、描かれているのが夜間立会の値動きです。

日経225マイクロ先物 15分足チャート1日(2024.12.27~28 日中~夜間立会)

これを見ることで、夜間の方が、日中よりも値動きが上下に大きく、複雑であることがわかると思います。

私が午前2時半頃に起きてチェックしたタイミングが、最も下がった頃でした。

ニューヨークダウが下落し、そのタイミングの頃は、前日より500ドルぐらい下がっていました。その影響を受け、先物も下げていたことになります。

あとで考えれば、下がったところで利食いの決済買の注文を入れるべきでした。その時点で、3000円ほどの利益がのっていたからです。

しかし私は、この先、大きく下落することを想定してショートポジションを持ったため、ある程度長い目線で見ており、300円程度の下落は下落の内に入らないと考え、注文を見送りました。

下のチャートは、先物取引が終了した本日午前6時時点のものです。これを見ると、一番右端に見える青い小さな線が、昨日午後5時から本日午前6時まで、13時間の値動きです。

13時間の間には、上のチャートからわかるように、大きな動きをしています。しかし、チャートに残るロウソクの長さは、極めて短いです。

なぜでしょうか?

ロウソク足チャートのロウソクの長さは、各時間軸の始値と終値を表します。つまり、昨日の夜間立会は、始値と終値が極めて接近していたということです。

その間、始値や終値より大きな値動きがあれば、それはロウソクの上下に「ヒゲ」となって現れます。上に伸びるヒゲが高値、下に伸びるヒゲが安値を表します。

夜間立会のロウソクが極めて短い線のように見えているのに対し、左隣の赤いロウソクはとても長いです。それは昨日の日中立会でできたロウソクで、始値と終値がいかに開いたかがわかります。

日経225マイクロ先物 日足チャート6カ月(2024.12.28夜間立会終了時点)

私は、今朝6時までに終わる夜間立会の途中で考え方が変わりました。この調子では、来週月曜日の本年最後の取引でも、株価が上昇し、先物も上昇して終わるのではなかろうか、と。

そうなったら、ショートポジションを持っていても、上昇相場に焼かれて終わるのではということです。 

そこで私は、夜間立会が終わる前に手仕舞いの買戻しをしようと考え、実行しました。最後に値上がりする前に40075円で決済買し、売買に10円ずつかかる手数料を引いた利益は1728円でした。

下に示したのが、私が得た利益の幅になります。

日経225マイクロ先物 15分足チャート1日(2024.12.27~28 日中~夜間立会)に私が得た値幅を重ね合わせた図

レバレッジが100倍のミニであれば1万7280円、1000倍のラージであれば17万2800円になる計算です。しかし、レバレッジが1000倍や100倍であったら、値動きが心配で、チャートから目を離して、ましてや、一晩寝たりはしていられなくなるでしょう。

途中で書いた、注文が勝手に取り消される「事故」は、夜間立会中にもありました。理由はわかりません。

それに不安を感じた私は、次は、先物取引ではなく、最近口座を開いたばかりのCFDでも日経225の取引ができるので、そちらで試してみたらどうかと考えています。

私と同じように、今後、日経平均株価が大きく下がることを予想し、先物には大量のショート注文が入っていた可能性があります。それが、この二、三日で値が大きく上昇したことで、ショートポジションを解消する決済買の注文が多く入ったことが予想されます。

その買い戻しの買いが大量に発生したことも、二日で1000円以上日経平均株価が上昇した大きな要因になったかもしれません。

おそらくその注文は4万円付近に多くあったでしょう。それが今回一旦解消されたことで、昨日、一昨日のような大きな上昇はすぐには起きないのでは、と私は考えていますが、私の考えはどこまで通用するでしょうか。