スナップ撮影時の設定例

手に入れて1カ月ほどになるカメラとレンズを使って写真撮影を楽しんでいます。

手に入れた機材については本コーナーで何度も書いています。キヤノンのミラーレス一眼カメラ、EOS RPと専用のレンズであるRF28mm F2.8 STMです。

Canon EOS RPにRF28mm F2.8 STM

レンズ交換式カメラを使いながら、今のところはこのレンズ一本ですべての撮影をしています。

本当は、私が好きな焦点距離50ミリのレンズを手に入れたい気持ちもあります。キヤノンRFマウント用50ミリには、ピンとキリの2本が用意されています。

ピンの50ミリはRF50mm F1.2 L USMです。このレンズを使えば素晴らしい写真が撮れそうなのはわかります。しかし、最安値の店舗でも値段が30万円です。また、重量が950グラムです。

EF vs RF 50mmF1.2L

多少重くても我慢できると思いますが、値段が私には少し高すぎます。宝くじは買いませんが、もし買って当たりでもしない限り、自分で使うことはなさそうです。

キリの50ミリはRF50mm F1.8 STMです。こちらは、値段がピンの10分の1ほどの3万円弱で購入できる店舗があります。50ミリ好きの私としては手に入れたい気持ちがありますが、今現在は、在庫を持たない店舗がほとんどです。品切れ状態ということです。

【Canon】キヤノンRF50mmf1.8、RF50mmf1.2、EF50mmf1.4で比較撮影。

ということもあって、私にとっては広角の28ミリを使い始めたわけですが、実際に使ってみると、これが非常に使いやすいことを本コーナーで何度か書いています。

ですので、同じことを繰り返して書くことは控えます。

ただ一点、カメラのRPもレンズの28ミリも軽量小型に設計されているため、扱いやすさの点では抜群です。

RPにも搭載されている機能に「カスタム撮影モードの登録」があります。

私は露出決定の三要素であるISO感度F値シャッター速度をすべて自分で設定するマニュアル露出が好きで、それで撮影します。その一方で、露出の設定を登録できるカスタムモードも利用しています。

合計三つ登録できるひとつ目には、次のような設定をしています。

ISO2001/200秒f/3.5

私が撮る被写体は身の周りのものばかりです。上の組み合わせは、愛猫を撮る時に使おうと思って登録しました。

設定の基本には、「感度分の16」を使っています。ISO感度とシャッター速度を同じ数字にし、F値をf/16にすることで、快晴の空を順光で撮った時、真っ青な空に撮ることができます。

露出の基本中の基本 青い空を撮るときは「感度分の16」

それを応用し、晴れた日の日陰にいる愛猫を撮る時にこの設定を登録したカスタムモードを選ぶだけで、だいたいの場合、適正な露出が得られます。

ファインダーを見て、明るすぎると思えば、ISO感度とシャッター速度はそのままで、レンズを絞って適当な露出を得ればいいでしょう。

「感度分の16」はふたつ目の露出設定として登録しています。その登録モードを選ぶだけで、晴れた日の空や風景、日向の写真を咄嗟に撮影できます。

焦点距離28ミリがスナップ写真の撮影に有効であることを理解しました。何気ないものを何気なく撮るときは実に有効な焦点距離です。私が好きな50ミリは、フォトジェニックに撮りたいときに有効な焦点距離といえましょう。

28ミリのレンズを使いながら、フォトジェニックな表現にしたいときは、レンズはそのままで、APS-Cサイズにクロップするだけで、50ミリに近い、44.8ミリ相当の画角が得られます。

このように、28ミリのレンズが一本あるだけで、私が主な被写体とする身の周りの撮影ができてしまいます。

カスタム撮影モードの三つ目は次のような設定です。

1/200秒F値オートISOオート

ISOをオートにしたうえで、シャッター速度優先AEにし、シャッター速度を1/200秒に設定したものです。

私は毎日、早朝に自転車で自宅の周辺を30分程度走ることを日課にしています。天気が良い日は、28ミリをつけたRPを首から提げて走ることもあります。

そんなときのために、上の設定を登録してみました。走りながらの撮影はしません。立ち止まって撮影し、また、走り出すというような場合、上の設定を登録しておくことで、簡単に撮影できるようにしてみました。

私はRAW画像で撮影するので、露出の過不足は、「現像」の段階で調整できます。

基本的にはマニュアル露出で撮影し、ときどきに応じて、カスタムに登録した設定露出でスナップの撮影をしているというわけです。

どんなに優秀なカメラとレンズがあっても、使わない限り、それに見合った写真を撮影することはできません。カメラとレンズが大きくて重ければ、外に持ち出して使うのが億劫になるでしょう。

その点、EOS RPとRF28ミリ F2.8 STMは小型軽量ですので、携帯性は抜群です。気負わずに撮影することができます。

残るのは撮影する人のセンスです。これは今更変えようがないので、今のまま続けていくよりほかありません。