大画面で見るYouTubeは格別

前回の本コーナーで、YouTube動画をテレビ受像機(テレビ)で見た話を書きました。

それをしたのは、YouTubeが広告を強制的に見せるようになったことで、あれこれと自分なりに試した結果です。その過程で、テレビでYouTubeを見てみたらどうだろう、と考えたのです。

これまで、テレビでYouTubeを見たことがありませんでした。

それまで、私は基本的にPCでYouTubeを見ており、タブレットPCでも見ることがある、といった感じでした。

私はスマートフォン(スマホ)は使っていませんが、使う人であれば、移動中の電車内でスマホを使ってYouTubeを見たりする人もいるでしょうか。

そんなわけで、高画質で作られた動画であっても、小さなモニタで見る人が多いような気がします。

内容を確認するだけでいいのなら、モニタサイズが小さいのは問題にはなりません。しかし、動画の良さを味わいたいのであれば、より大きなサイズの方が良いことに、テレビでYouTube動画を見て気がつきました。

今は撮影カメラの性能が向上したため、素人が作った動画をテレビに映しても、テレビ番組の画質と差が感じられません。動画によっては、テレビ番組よりも画質が良いものもあるでしょう。

私がテレビでYouTubeを見るのに使うのは、AmazonのFire TV Stick(現行の第3世代のひとつ前の第2世代モデル)です。これを使うことで、ネットサービスをテレビで使うことができます。

【2021年】Fire TV Stickの新型リモコンが便利すぎる!古いテレビでYouTubeを見たい方にもおすすめ!

私が使う第2世代のモデルで使うリモコンは、必要最小限のボタンしかついていません。それでも、YouTubeは快適に操作でき、PCよりも快適に見られるように感じます。

そういった点で、YouTubeのユーザビリティは、ユーザーの使い勝手が良いように設計されているのを感じないわけにはいきません。同じ操作性を、国産の動画共有サイトの「ニコニコ動画」に求めるのは酷といえましょう。

ニコニコ動画でいえば、動画の画面上に、視聴者のコメントがテロップで表示される機能が私は嫌いです。映像にはなるべくテロップを入れないなど、できるだけ映像自体で見せるのが理想です。

ニコニコのコメントは非表示にできますが、デフォルトを非表示にして、コメントを見たい人だけが表示できるような仕様にすることが望まれます。

使い始めて間もないので、私が知らないだけかもしれませんが、テレビでYouTubeを見る場合、動画のコメント欄が表示されません。コメントは見なくてもいいですが、見る方法があったりするのでしょうか。

本日の豆発見
コメントの表示方法がわかりました。Fire TVのリモコンにあるドーナツ型のボタンの上部をクリックすると、各種設定のアイコンが表示されます。その中に「コメント」のアイコンがあるので、ドーナツ型ボタンの右側をコメントのアイコンまでクリックして進め、真ん中にある丸いボタンでコメントのアイコンをクリックするとコメントが表示されます。
AmazonのFire TV Stickで使うリモコン

あと気になるのは広告です。

多くの動画につく広告は、5秒程度待てばスキップできます。しかし、中には、短い広告を見たあとでなければ動画の再生が始まらないものもあります。

また、動画の途中で広告が唐突に入るのはいただけません。

私はテレビで映画を見るのが好きですが、基本的には、NHK BSプレミアムでしか映画は見ません。民放で放送される映画は、途中でCMが入るからです。

ひとつの作品世界に没入しているのに、途中で中断があり、馬鹿々々しいCMが流れたりしたら、それだけで、気分は台無しになります。

その理由で、民放で映画を見ていません。

同じことが、YouTubeの広告にもいえるでしょう。

YouTubeが投稿された動画に敬意を払っているのなら、こんな無茶苦茶な広告の入れ方はしないはずです。YouTubeはユーザーの動画に、愛情をもって接してくれているようには感じません。

それが嫌なら、広告がつかないYouTube Premiumを利用すればいいといわれそうです。確かにそうかもしれません。しかし、多少の不満は感じつつ、無料のYouTubeで我慢することにします。

考えてみるに、YouTubeなど、テレビで鑑賞できるネット動画サービスが充実したことにより、従来からあるテレビ番組は浸食を受けざるを得ません。

今のテレビ放送は、放送時間が決まっており、その時間にテレビの前に座って放送を見るか、一度録画してあとで見るしかありません。私は、テレビ番組はほぼ完全に、録画して見ますけれど。

時間の制約のほかに、肝心要のテレビ番組の質が、問題にするのも馬鹿々々しいほど低下しています。新聞のテレビ欄をさっと見渡して、「こんな馬鹿番組を一体どこの誰が見るの?」と思わざるを得ないものばかりです。

本日の豆注目
本日午後10時から1時間、NHK Eテレで放送される「浦沢直樹の漫勉neo 手塚治虫スペシャル」は録画しておこうかな、と考えています。以前、同じような番組が放送され、録画して見ました。それと同じ内容でしょうか? 同じだったら、消去すればいい話です。

YouTubeにもその程度の動画は腐るほどあるでしょう。しかし、YouTube動画は自分で見たい動画を選ぶことができ、見たいときにすぐに見られます。しかも、テレビの大きな画面で。

これでは、テレビ番組がYouTubeなどのネットサービスに勝てるわけがありません。

普段、スマホなどの小さな画面でYouTubeを見ている人がいたら、試しに、テレビにYouTubeを映して見てみてください。同じ動画が、別のものに感じられるでしょう。

今後、私は、YouTubeはテレビで見るのを基本とします。