声とテレビをより良い音で

ここ最近の私の関心は音声に向かいました。一番の関心は、私が昔からする、自分の声を録音したときの音質についてです。

録音の仕方を変え、その結果を本コーナーで取りあげました。

最終的には、私が愛用するレコーダーであるZOOMのハンディレコーダー H1 XLRに、コンデンサーマイクではない、ダイナミックマイクのベリンガーUltravoice XM8500を使って得られる声の音質に個人的な満足を得ました。

ZOOMのハンディレコーダー H1 XLR
ベリンガーのダイナミックマイク XM8500

ダイナミックはコンデンサーマイクに比べて入力感度が低いことから、どうしても、口に近づけて話す必要があります。

どんなマイクでも、口に近づけて使うと近接効果が良くも悪くも発生します。主な特徴は、低音が強調されることです。それが強すぎると、耳障りな音圧となるため、扱い方に気をつける必要があることも書きました。

あとは、慣れが必要です。私は、本コーナーを更新するたびに、冒頭部分を音訳しています。これを続けることで、より良い扱い方を確実に自分のものにできたらと考えています。

YouTubeで自撮り動画を配信するYouTuberは、コンデンサーマイクを使用する人が多いでしょうか。よく使われるラベリアマイクやショットガンマイクはコンデンサーマイクです。

ダイナミックマイクを口から離して使うわけにもいかないので、視聴者にマイクを意識させずに撮影するのに、コンデンサーマイクが選ばれているのだろうと思います。

私はダイナミックマイクを本格的に使い始めるまではコンデンサーマイクを使っていました。性格が大きく異なる2種類のマイクで録った音を聴き比べると、音の違いは明確です。

コンデンサーマイクの感度の高さは、電気を使うことで得ています。ダイナミックマイクは電気の力を借りません。

コンデンサーマイクが電気によって感度を高くすることもあり、人工的な音になるような気がします。その点、ダイナミックマイクは生の音をそのまま録ったように感じ、音の密度のようなものが私には感じられます。

このように、マイクを使って声を録ることに関心が向かったことで、あるものが発する音の改善も試みました。テレビ受像機(テレビ)の音です。

私が使うテレビは、日本のテレビ放送がアナログからデジタルに切り替わる前年の2010年8月に購入したものです。使い始めて15年です。

私はこのテレビから聴こえる音声が聴き取りにくいことは、本コーナーで、それを感じるために書いています。

私は、自分が選んだテレビ番組しか見ません。主に米国の古い映画であれば字幕がつくので、音が聴き取りにくくても問題には感じません。

私は、「カーグラフィックTV」という番組を毎週見ているのですが、この番組の音声が聴き取りにくく感じてきました。それが数日前に改善できたように感じています。

私は今のテレビを使い始めてからこれまで、音が聴き取りにくいと思うたび、自分なりに音質を自分で変更を加えてきました。結果的には、それが聴き取りにくさを悪化させてしまい、悪循環のスパイルに自ら進んで入ってしまったのかもしれません。

2、3日前でしたか、自分が加えた音質の変更を、工場出荷状態に戻す、リセットをしてみました。すると、その瞬間に、聴き取りやすい音質に変わったのを実感しました。

自分でそう思い込んだのではなく、実際に、聴こえかたが良くなったのだと思っています。

「カーグラフィックTV」を見ていて、肝心の車について語る部分を文章によって確認するため、字幕を表示させて見るようなこともしました。

耳から入ってくる音声だけですべてを確認できるのなら、いうことはありません。

今、更新を一時中断して、本当に音声が聴きとりやすいか確認しました。確認のために使ったのは、「カーグラフィックTV」で「アストンマーティン・ヴァンキャッシュ」を取り上げた回(8月14日放送)です。

Chris Harris on Cars: Aston Martin Vanquish. Best British GT car of all time?

本番組は、番組の特性上、車を運転する松任谷正隆氏(1951~)らの声を、車内で収録しなければなりません。また、声だけではなく、車の走行音などもミックスする必要があるので、声だけをクリアにするわけにはいかない技術上の問題がありそうです。

だから、完璧というわけにはいきません。しかし、字幕に頼らなければならなかった状態からは改善されたのを感じます。

米国の刑事ドラマ「刑事コロンボ」は、吹き替えをした声なので、話す言葉がよく耳に入ってきます。

疑似夜景の研究

「刑事コロンボ」の放送ですが、ここ数週間は放送が休みです。番組はNHK BSでの放送です。今の形態になるまではNHK BS1がニュースやスポーツ番組、NHK BSプレミアムが映画やドラマなどの放送にと、扱う番組が分かれていました。それが今は、NHK BS一波だけになり、ドラマや映画の放送枠が、スポーツ中継に食われる傾向が強まりました。

映画やドラマを中心に見たい視聴者の私としては、スポーツ中継重視の番組編成に不満を高めています。米国の大リーグがシーズンオフになったら、幾分改善されるでしょう。

ともあれ、マイクで録る音と、テレビの音の音質に改善を試み、良い結果を得たように感じ、気分が良くなっています。